すこし時間が経ってしまいましたが、
10/1は恩師である岡山潔先生のメモリアルコンサートがありました。




昨年の同じ日の先生の旅立ちから、あまりの悲しみに言葉も出ず、お互い声をかけあうことすらできなかった私たち門下生に、
指揮者の山田和樹さんが「コンサートをやろう!」と前を向く力をくださいました。





前半には室内楽、後半は山田さんの指揮でのエロイカ。
私は先生の盟友で読響の大先輩でもある四戸世紀さんと、モーツァルトのクラリネット五重奏も演奏させていただきました。




シンプルな中に極上の音楽の喜びを見出し、少年のように目を輝かせるお姿に、先生の思い出が重なり涙。


エロイカのときには、山田さんのはからいで先生の席もちゃんと用意されたのでした。




杉並公会堂には800人近いお客様。
門下生だけでなくたくさんの方々と先生への想いを共有することができて、とても特別でしあわせな1日でした。




ずっと励みに準備してきた演奏会が終わってしまい、一抹の寂しさが心に残っているけれど、また一歩ずつ頑張っていきたいです。


岡山先生、14歳の頃からいつでも、音楽の喜びを一緒に探して見つけて喜んでくださり、
本当にありがとうございました。