11月12日に東京文化会館にて、50周年記念コンサートの一環である「東京音楽コンクール入賞者ガラコンサート」に出演させていただきました
東京文化会館さんには、2005年の東京音コン優勝以来ずっとご支援をいただいています。私のような若手にたくさんの演奏の機会を与え育ててくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです
最初にこの企画をお聞きした1年半ほど前、どんなプログラムに参加したいかというアンケートに「入賞者どうしでアンサンブルをやってみたい！」と書いた私。今回は見事にそれが実現し、ピアノの北村朋幹くん、チェロの加藤文枝ちゃんと一緒にピアノトリオを組ませていただきました。
朋幹くんとは第3回の優勝者どうし。初めて会ったときはまだ中学生で声も高かった（気がする）のに、いつの間にか背を抜かれオトナになっちゃっているとは衝撃！でした。チェロの文枝ちゃんとは芸大の同級生ですが、演奏会で一緒になるのはほとんど初めてだったので、今回とっても楽しみにしていました
曲を決めるときから、文化会館の資料室で3時間話し合い、秋からそれぞれの留学先に渡ってからもメールで連絡を取り合い、リハーサルもかなり密度の濃いものでした。今回選んだベートーヴェンの作品70-2はあまり演奏される機会のない曲ですが、本当に絶品で、難しかったけれどとっても勉強になりました
3人の中で一番年下なのに一番大人っぽい朋幹くん。自由すぎる私たちふたりをまとめてくれてありがとう
昔から好きだった文枝ちゃんの音は更に深みを増していて、一緒に弾けて本当にうれしかったです！衣装がキキララちゃんみたいな配色になっちゃったのもおかしかったね（笑）
また3人で何かできたらいいね、と名残惜しくもいったんお別れ。
いらしてくださったお客さま、お世話になった東京文化会館のみなさん、本当にありがとうございました！高校入学と同時に上京したときから憧れつづけた東京文化会館さんの記念すべき演奏会に出演させていただけて、本当に幸せでした
これからも東京音コン卒業生として恥ずかしくないよう、一生懸命頑張ります