ついに、エヴァが終わったんだ…

 

 

エンドロールが終わり

 

終劇

 

この2文字を観た時にきっと、

劇場で同じ時に観ていたみんなが

同じことを感じたと思います。

 

”あ、もう予告ないんだ…”

”ミサトのサービス、サービス♪、聞けないんだ…”

 

今書きながらも涙が出るくらい切なかったのです。

 

 

早くラストを知りたい気持ちと

終わらないで欲しいと願うような151分。

 


2度観てきたんですが、

1度目も2度目も観終わったあとの

喪失感があまりにも大きくて

なんとも言えない寂しさに襲われています。

 

よくドラマなどが終わると

「〇〇ロス」なんて言うけれど

この感覚なのかな。


でも終わったことだけの寂しさだけではないのです。この喪失感は。

 

周りのエヴァファンの方も

同じように言っていたので


ここまで読んでいただいているあなたもきっと

同じ思いをしているかもしれません。

 

 

なぜならもうね

 

最高に美しい

終わり方だった

 


この一言に尽きるんです。

 

 

この後にはもう無いんだな。


確実に終わりなんだと納得させられる

こうなって欲しかったと望む以上の

最後を観せてくれました。

 


庵野監督、最高でした!

ありがとうございます!

 

 

そして同時に

 

少年から青年に成長したシンジ君の姿に

シンジ君より年上の自分が置いてかれたような

そんな気持ちになりました。

 

シンジ君はこれまでも

エヴァや家族、他人との関わりによって

成長してきました。


だけど、真正面から向き合いきれてはいなかった。

(本人が一番わかってた。だからこそ苦しんでた。)

 

最後は目の前の現実と向き合い

自分の責任で自分の人生を選択する。

そんな姿を見たいんだ!

 

それを願って願ってきて、そして、


お父さんのことや自分が起こした事

全てに”落とし前”をきっちりつけました。


自分を犠牲にする覚悟を持って。

 

 

そして最後、迷いのないすっきりしたシンジの姿を観ながら

感動とともに実はこう思っている自分に気づきました。

 

 

エヴァのいる世界で悩み葛藤し続ける

シンジ君をもっと観ていたかった…


 

そうです、これこそ

 

エヴァの呪縛

 

意味合いは少し違うかもしれませんが

成長しきてれいないのは、私たちの方だったということ。

 

 

約25年前、深夜の再放送から私はエヴァを観始めました。

もう四半世紀です。

 

もちろん毎日観ていたわけじゃないし

忘れていたこともあります。

 

熱心に調べたりしてたわけでもないけど

でも年齢を重ねても途切れず

ずっと観てきた作品です。

 

いつまでも終わらないのがエヴァ

 

いつからかそんな感覚になっていたし

エヴァンゲリオンという

存在ありきの世界観が


私たちエヴァファンの”当たり前”になっていたのかもしれません。

 


だからこそ

 

さようなら、全てのエヴァンゲリオン

 

この言葉が強烈に響いたんだと思います。

シンジがきっちりと終わらせた

エヴァンゲリオンという存在。

 

 

あああ、本当にすごい作品に出会えて

面白いと感じられる自分でよかった。

 


まだしばらくはエヴァに浸る日々が続きそうです。

みなさん、思い切り浸りましょう浸りましょう照れ

 

 

 

これまであまり内容や設定を深掘ったことがないので

全て終わった今だからこそ

ちょっとずつインプットして、そこからの気づきなどを

書いていきたいと思っています。

 

ではまた!えばでした〜