呼吸法
アタシの生き方を急に変えろといわれてもそれは無理である。
アタシは寝る事によって自分を強くしていたのではないだろうか。
そうキミに教えられた。
なら、そうやって息をさせてくれよ。
そう思う。
急に呼吸する方法を変えられてはアタシは窒息死してしまう。
キミはアタシの彼氏かもしれない。
でも、だからと言ってアタシの所有物ではないのだし。
すべて楽にするために変更するなんて無理なこと。
そして、楽になる前に倒れてしまうこと。目に見えてる。
1ヶ月そうやって息をすることを強いられたのだから。
何もかも急ぎすぎたと思う。
アタシはキミを助けた時どうしたか思い出してほしい。
キミを助けた時。
焦っていたよ。
キミがこの世界を捨ててしまうのではないかと思って。
だから無理に話しかけたりもした。
喋りたいことがあるなら叫んでしまえよといった。
かなりウザイヤツだっただろう。
アタシはここにいるよという事を示したかった。
それから・・・・
でも、キミが話したくなるまで黙って待っていた。
キミが話したくなったら、耳を傾けた。
いくらアタシが忙しくても。
キミがアタシを必要としてアタシに話をしてくれているのだから。
それだけで嬉しく。
どれだけ眠くても次の日に支障がきたとしても黙って話を聞く。
それではダメですか?
キミ自身が心配で心配でアタシをほっとけないですか?
好きだから心配する。
それはわかるよ。
だってあたし達は一応恋人だもんね。
だから心配で仕方ないというのもわかるけど。
アタシだってこんな事を言いたくないし。
考えたくないんだ。
だから、きっとまた江梨亜としてコトバにするのだろう。
これ以上キミに心配をかけたくないし。
キミにはもう少し元気な自分を見せていよう。
今ならそうやって偽れる気がする。
キミは気づくかなぁ。
コレがただのから元気だという事に。