リーズ国際ピアノコンクール2次予選の
演奏をセミファイナルに進んだ方のみですが
聴いています。

セミファイナルの顔ぶれ



こちら、ロシア🇷🇺のエリザベータさん。

いいですね、魅力的な音と安定したテクニック。

また、スラリとした細身の体躯と
栗色のロングヘアは見栄えもする。

モーツァルトのピアノソナタは
音数が少ない分、ごまかしがきかない。

だから、ピアニストが弾くのは難しいとも
言われていますが、素晴らしい。

楽しみだったのはショパンの
スケルツォ4番。

ユンディは、これを鮮やかでキレのある
テクニックと、爽やかに歌う中間部で
魅了したけど、

この方は、かなり中間部を情感たっぷりに
歌いました。

次のドビュッシーで、さらに
テクニックを披露。

良かったです。




















こちらからお聴きください。

これは上手く貼れた。




カイミン・チャンの2次も聴きました。


ベートーヴェンのバガテルは

明るい仕上がりに聴き入りました。


で、次のスクリャービンのソナタ3番ですよ。


出だしから音楽性豊かな才能を感じる

堂々たる演奏。


絶望感なのか、荘厳なのか…?


ぜひ、ファイナルに行ってほしい。






























カイミン・チャン 2ndステージから


ご参考に、カイミン・チャンの

タンホイザーもお聴きください。


タンホイザー


そのほか、この中国のピアニストも

気になりました。


シューベルトソナタ14番、

ラフマニノフソナタ2番と

いずれも重量級の短調。


骨太でありながら音色は魅力的。


欲を言えば、長調の明るい軽やかな曲を

どう弾くのか聴いてみたい。




















シュエホン・チェン


ユンディもラフマニノフの2番は弾いて

いました。


どうしても比較しちゃうけど

チェンさんは、どっしりと弾いて

説得力ありました。


ユンディは、やっぱり繊細な質感が

いいなって思いました。