遅くなりましたが

ちょっと感想を書いておきます。






モーツァルトは愛らしさや軽やかで明るい

音色で良かったと思います。


出だし好調。


全部聴き終わっても

よく弾いていたなと

感心する一方で


何かが足りない印象もありました。


シューマンのクライスレリアーナは

劇的なメロディと陰鬱さもありました。


ショパンについても

素晴らしい。




これからも機会があれば

聴いてみたいし

成長も見届けたい一人です。


しかし何か、突き抜ける何かを感じない。


すぐに感じたのは

弾くにあたって

「考えすぎなのではないか?」

ということ。


よく弾けているのに

圧倒的な何かがない。


毎年、プログラムを変えて

意欲的な取り組みであるがゆえに

もったいない。



この方が、真に、解放されて

感じるままに演奏できるようになるには

名のある国際コンクールで

上位に入賞することが

必須かと感じました。


それから、ピアノ以外の世界を持つこと。


リーズ国際ピアノコンクールに

エントリーされているので

応援したいですね。