ショパンコンクール予備予選11日目後半

7月22日


BOAO ZHAN 中国 予選通過者


エチュードop10-1,-2

難曲二つをほぼ休みなく弾く。

2番は少しもつれる感じもあったが

テクニックある。


マズルカ op24-1,-4

1番はノーマルに弾いているが4番は

派手さもある。許容範囲か?


バラードop52バラ4

ピッチが速いのに着地がソフトで

レガートでもある。ショパンの歌と

いえるだろう。


思いの他、完成度高く、テクニックもある。





SHIH HSIEN YEH 台湾


ノクターンop55-2

フレーズと音色で一気に惹きつける

魅力ある演奏。


エチュードop10-10

ちょっと、うるさく聴こえる。右手親指の

タッチコントロールの差かと思う。


マズルカ op33-3,-4

リズミカルで溜め方も上手いがミスタッチ

が気になった。4番はトリルのタッチが

強く感じる時があり、やはり耳に強い。


幻想曲

音楽としては情感もロマンもあって

良いが、やはり少しタッチが気になる

ことと派手な間違いは残念。




YI YI  中国


ノクターンop 27-2

やや、ゆっくりだが、よく歌っている。


エチュードop10-7,-8

7番、ちょっとバタつく音の群れ。

8番、少し元気がないか?


マズルカ op59-1,-3

3番を聴いて、少しマズルカ の良いところが

表現しきれていないと感じる。

例えば懐の深さや懐かしさなどを

その音色やフレーズから感じられたら

良かったと思う。





HAO ZI YOH マレーシア


ノクターンop9-3

ちょっと手首が硬いのか、音に表情が

少ない時ある。


マズルカ op59-1,-3

なかなかに良かった。特に3番のほうは

躍動感があって身体が自然に動く思い。


エチュードop10-4

良く弾いていた。最後のアルペジオが

ちょっと決まらなかったのが残念。


エチュードop10-7

難曲。これまで聴いてきた曲想と違う。

もっと音の群れを出していいのでは?


バラードop52バラ4

歌はそっけないところがあるが、

嫌味はない。重量感に乏しいのは

なぜか考えていたが、少しテクニックが

追いついていなかったのが原因かと思う。


完成度を上げれば、素敵なピアニストに

なれると思う。





JESSICA YUMA カナダ


ノクターンop 9-3

この曲で感動させるのが、いかに難しいか

何人かの演奏を聴いて感じた。左手の

レガートがもう少し上手くいくと

流れが出たと思う。


エチュードop10-4

スピードに乗って滑らずに弾いていた。

最後のアルペジオからのフィナーレで

ミスタッチは、ちょっと痛かった。

一つ前の人に釣られたか?


エチュードop10-11

易しい部類とはいえショパンのエチュード

は一筋縄ではいかない。オクターブの

アルペジオの連続は疲労が出て崩れやすく

なる。前曲同様、最後が決まらない…


マズルカ op 17-1,-4

エレガントなマズルカで、これはこれで

良いのかも。


バラードop47 バラ3

細かなミスタッチが目についた。

エチュードのミスを引きずったか?




LEONARDO PIERDOMENICO イタリア

予選通過者


ノクターンop62-1

うっとり感のある演奏。

トリルはもうちょっとレガートに弾け

れば言うことなし。


マズルカ op50-1

聴いてすぐ、グルーヴ感があって良い。

キレとずらし、メロメロになりそう。


マズルカ op50-4

柔らかいフォルテとじらしのリズム。


エチュードop25-6

3度のエチュード、自信曲とみた。軽々と

弾きこなす堂々の演奏。


エチュードop10-1

カラッとした強い打鍵ではないが

音楽として成立している。


バラードop52バラ4

華のある、誘うような歌。

コーダへ向かう最弱音はユンディを彷彿と

させる。


イタリアのイケメン。人気になるのでは?






タッチコントロールが安定している

ことは通過の条件のようですね。


そして、マズルカ 。ショパンですからね。


さて、あと残りは

最終日の演奏となりました。


魅力的なピアニストがちらほらいて

迷いますが、本予選での私の注目する

ピアニストについてまとめたいと

思っています。


楽しみですね💗