ネタバレありますので
ご了承の上でご覧いただきますよう
お願いします。



アニメ 「ピアノの森」

舞台はショパンコンクール。

誰もが憧れる、
世界最高峰の国際ピアノコンクール。

場面は後半戦に突入して
聴きどころ満載の第2次予選。

見ているだけで
ピアノの音を聴くだけで

まるで自分がその場面にいるかのような
緊張感を味わえる。


第14話

中国の参加者、パン・ウェイ。

彼の演奏がなぜ、怒りと悲劇に満ちている
のか、その生い立ちがピアノの旋律と
ともに描かれている。

「俺は阿字野を継承するピアノだ」

単なる阿字野のコピーではなく
そこから進化したピアニスト。

カイの
「ここまで来れてよかった。」
「パン・ウェイを聴いてゾクゾクした。
   すぐにステージに立ちたいと思った。」
という言葉が印象的。

カイの常に、自分に与えられたチャンスに
前向きで明るい様は、その爽快にして
人を惹きつける演奏に現れていると
思った。

私もピアノを弾きたくなった。


第15話

雨宮の2次予選。

雨宮は自分でも感じるくらい曲に入り込み、
ピアノと一体になっていることを悟る。

それゆえに、テンポが速まりミスタッチが
目立つようになる。

演奏家としては、自分を表現できて
初めて認められることが、コンクールに
おいては審査にどう影響するか
心配する雨宮の父。

雨宮「初めての快感。幸せだ」
アダムスキ「ミスを恐るな」
カイ「雨宮の初めてのピアノだ」

雨宮は、自分のピアノが好きになることを
確信する。


昨年の浜コンを見たからか
とても興味深くピアノの森を
見ることができました。


コンクール中に大化けする…

なんとなく、わかるような…


たぶん、それは本人の才能と
積み重ねてきた努力の賜物だと思いますが
もう一つの理由として

聴衆がそうさせるということがあるように
思います。


かつてユンディがショパンコンクールに
参加した時、ポーランドの人たちが
尊敬の念を持って聴いてくれ、
それが自分を奮い立たせると
言っていたと記憶しています。

コンクールという人生の全てをかけて
臨む究極の大舞台が人を進化させる。

尊くて、美しく、そして激しい。


そういうチャンスを手にした喜びを
素直に受け入れている主人公カイは

やはり、天性のピアニストなのでしょう。

ストーリーとして、またピアノ曲を
ふんだんに使う展開は魅力十分ですが
一つ気になることがありました。


それは、放送当初、絶賛されていた
ピアノを弾く場面の描写が全て静止画
であることです。

確かに、目を奪われない分、音に
集中できるメリットはありますが
やっぱり残念です。

しかし何かの戦略かもしれないので
これからも見ていきたいと思います。


来週はいよいよカイが弾きます。

どんな曲を、どう弾くのか…

とても楽しみです。


羊羊羊


皆さま、こんばんは。

連休はいかがお過ごしでしたか?

休みはあっという間に過ぎて行く。

なぜでしょう〜


本日はまた、久しぶりにピアノの練習を
しました。

平日の練習は難しくなって
一年。

「ショパン エチュード 大洋」

いつになっても、なかなか感がつかめず
我慢の日々。

素人の方からプロのピアニストまで
様々な方の動画が出ているので
自分ができないテクニックの参考に
しています。

エオリアンハープもそうでしたが
感がつかめない。

頭で考えるのではなく
身体で覚えるため、録画を撮っていますが
やっぱりピンとこない。


世に出たピアニストたちが
いかに素晴らしいか…

そして、それを維持することは
さらに難しい。

ユンディ、あなたも含めて
ピアニストは尊いわね。

また、明日ね💖