(3次予選リハより)


可愛い💕黄色チェックシャツの
イ・ヒョクさん。


さて、浜松国際ピアノコンクール🎹の
第2次予選最終日について書いてきましたが
今回でやっと終わります。

たぶん、生で聴いたから感じることと
映像で見て感じることには
ちょっと違いがあると思いますが

参考になることもあるかもと思って
書いています。

現に審査結果と私の感想は
一致しているところもあるし
そうでないところもあります。


だから、お気に入りの演奏家は
みんなそれぞれで違うんでしょうし

だから、演奏家として成り立つんで
しょうね。



ジャン・チャクルム
(トルコ🇹🇷 シゲルカワイ)

L. ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
B. バルトーク
野外にて
佐々木 冬彦
SACRIFICE


ちょっと選曲に課題があったかなと
思います。

時間オーバーだったし、バルトークは
素人には難しすぎた。

まぁ、コンクールですからと
言ってしまえばそれまでですが
プロだけわかればいいというものでも
ないと思うのです。


でも、私のメモはいっぱい書いてある。
つまり、印象は残るってことだと思います。

ある意味、すごい!

また、この方はオシャレさんでした。

紺のベルベットのジャケットに
グレーのパンツ、グレーのブーツに🥾
モジャモジャヘア。

黒づくめが多い中で新鮮でしたし
すらっと背が高くて、えらい細い。

見た目も音楽も印象的ということか…

繊細でロマンティシズム。

自分の音を持っているのか…

早いパッセージは音が抜ける感じがしたが
暗いうつうつとした音が良く出ていました。
また、重厚な音も良かったです。

ベートーヴェンからの日本人作品への
繋がりは幻想的な響きを継承して
良かったです。

そして、バルトーク。

低音の強打から始まる曲で3作品の構成が
良かったです。くもった音、クリアな音と
多彩で、雰囲気があり、テクニックも
素晴らしかったです。


アリョーシャ・ユリニッチ
(クロアチア  スタインウェイ)

L. ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1
F. ショパン
練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
F. ショパン
練習曲 変ニ長調 Op.25-8 
F. ショパン
練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」
F. ショパン
練習曲 ロ短調 Op.25-10 
F. ショパン
練習曲 イ短調 Op.25-11 「木枯らし」
F. ショパン
練習曲 ハ短調 Op.25-12
佐々木 冬彦
SACRIFICE


この日、最初で最後のスタインウェイ。

やっぱり、いい音だなって思いました。
そして、3次に進んで欲しかった。

まず、ベートーヴェンは柔らかい音で
速いパッセージも流麗かつ華麗。

アルペジオはロマン的で音はクリア。
豊かな奥行きも感じる。

テクニックと叙情性を備えた作品で
究極の一音を放てるピアニスト。

日本人作品からのショパンエチュード
op25-7は幻想的つながりで良かったです。

繋がりがいいと後の作品がことさらに
生きてきます。プロになった時も
求められる資質ですね。

最後のエチュード大洋まで、少々、
リズム感が重く感じることもありましたが
激しさもロマンスも感じさせる演奏でした。

この方の木枯らしのエチュードを聴いて
なぜこの曲が難曲と言われるか
わかったように思います。

右の激しくも高速で左右に動くメロディに
つられることなく、左は一定のリズムを
刻むことが難しいんだなと…

でも、私は良かった演奏だと思いました。


そして〜、さっき〜、
本選出場者が発表になりました!

こちらの6名の方たちです〜。

おめでとう㊗️ございます!



浜コンサイト 本選出場者


ワオ〜、日本の方が4人!

ヒョクちゃん(もう、ちゃん付け)、
良かったね💖

牛田智大さんも本選進出です!

皆さん、優勝目指して🥇
頑張ってください!


頑張って、こんな姿になる?


じゃね、ユンディ、おやすみ💤ね💖