第2話『初めての送信』 | 真実のノート

第2話『初めての送信』

11月01日 (土曜日)


「初めまして!彩香です。大君と、メル友になりたいと、思っています。
良かったら、返信下さい。」


初めて出した、私のメール
何だか、胸が、ドキドキする。


<ピピピ…>


すると…直ぐ彼から、返信。


大「俺で良かったら、宜しく! ポイントが無いので… 直アドで、お願いします。」


その、返信を受け…

私は、「ん?ポイント?直アドって…何だ?」


と、思いました。


今まで、こうゆう経験は
無かったので…さっぱり
意味が、解らず… 私は

高校時代からの、親友

『みゆき』に、電話をしました。


(元々、このサイトの事を、聞いたのは、みゆきからです。)


若い頃は、良く みゆきと
オヤジさながら、飲み歩いたものですが…

今や・・みゆきも、 優しい旦那に、かしずきながら…

サイトで、浮気を繰り返す
いわゆる… イケイケおばさん? ・・見たいな~


(怒られるかなぁ~)


そんな、主婦になりました。


今日は、土曜日の、まだ 午前9時前…


(土日は、旦那の仕事が、休みなので… 彼女は、大人しく家に居るはず…)


そう思いながら…


<トゥルルル…>


コールを、していると…

<カチャッ>


「どーしたぁ?」


(案の定…居ました。(笑))


「あっ みゆき!ごめん
この間の、サイトの事なんだけど…」


そこまで…私が、言うと

「ははぁ~ん!さては、 見つけたわねぇ~」

と、電話の向こうで、みゆきの、冷やかす様な声と、

「うふふ…」

意味深な、含み笑いが、聞こえました。


そして、旦那の居る前では
(まずい!)と、察知したのか…


「ちょっと 待って!」


と、言いながら…

階段を、駆け上がる、みゆきの、スリッパの音が、かん高く、私の耳に響きました。


2階の、寝室のドアでしょうか?

<パタンッ>

と、閉まる音と、同時に
みゆきは、「で?どうした?」と、問いかけて来ました。