【書く理由】
私が言葉を、文章を紡ぐ理由。
それは、苦しかった時に、表現に救われたから。
自分自身の中から溢れ出て収拾のつかない感情を
言葉に乗せることで外に出してきたし、
誰も味方がいないと孤独でつぶれそうだった時
漫画や詩、短歌の表現に、拠り所を見つけたから。
会ったことのない遠い誰かも、同じように世界の中でもがいてるんだって。
“共感”して欲しかった。
それが叶えられなかったという強い思いが今もあって
励ますような、無理やり引っ張り上げるような
そんなポジティブな表現よりも
暗闇の中で、寄り添ってくれるような、そんな表現が好きだし
私自身も、そんなものを書きたいと思ってる。
「無口な姫とめんどくさがりな騎士の話」もスタンスは同じ。
私は特別なんかじゃない。
お金の使い方も下手だし、
セラピストとしてだって、売れっ子なわけじゃない。
特別きれいな外見を持っているわけでも、
コネクションも、肩書も、語学力だって持ってない。
どこまで歩いても、光はずっと先の方にあって、
自分の人生に、春なんて来ないんじゃないかった半ば諦めかけていた。
決して特別じゃない私。
どちらかというと分からず屋。
あの頃の自分のように
もがいて苦しんで、
でも何をしてもうまくいかない、続かない、
そんな風に思う誰かに
具体的な例を見せてあげられるんじゃないかなって、この連載を続けています。
私自身がそうだから。
じゃあ具体的にどうしたらいいの?ってことたくさんあるから。
取るに足らないことかも知れないけど、
どこかの誰かに、届きますように。。。
【「そんなこと」でも良いんだよ】
無口な姫の声を、意識して聞くようになったここ1ヵ月。
本当に叶えたのは、些細なことばかり。
でも、少しずつ、変わってきたことを感じるようになった。
セラピストを始めて5年。
サロンを辞めて久々に前髪を作ったのだけれど、
なんか納得いかないって思い始めてた。
コテで巻いてもうまくいかないし
美容院で切ってもらってもしっくり来ない。
「ストレートアイロン買おうかな」
本当はずっと思ってたのに、
コテ持ってるし、もったいないし
買ったからってうまくいくか分からないし。
毎朝ギリギリなのに使えるかどうか。。。
なんて理由を付けてずっと買わずにいた。
姫の要求を、騎士=思考が却下して来たってこと。
でも、「あーーーもうどうしようもない」って思って、
「ずっと欲しいって思ってるし、ストレートアイロン買うか!」って。
そしたらね、
「あら、なんかいい感じ☆彡」
って思えて、毎朝メイクと一緒に前髪セットも出来て!
こんなことなら、さっさと買っておくんだったーなんて
姫が満足したのならよかった、くらいに思っていたら、
なぜか外側からも褒められるようになった。
今までだったら、褒められても素直に受け取れなかったけど
姫が満足しているからか、素直に「うれしー」って思えた。
これは私の中では大きな変化。
たった数千円のストレートアイロンを買っただけ。
それだけで、今まで出来なかったことが出来るようになる。
小さな小さなほんの些細な願いを、
1つ1つ、叶えられるところから叶えてあげただけなのに
今まで消えなかった心の空腹感が薄れていく。
なにをしても何かが違う。
そんな風に感じるときは
「そんなこと」と思うことほど
見逃しているのかも知れないよ。
