15歳の2月23日、夜8時頃、私は死ぬ事に決めました。
酷い鬱状態、境界性パーソナリティ障害による精神不安定、成績が悪すぎて高校に進学出来なくなった事、この先の自分の未来がイメージ出来ない、孤独、家族との不和...

そして前々から溜めていた大量の薬を飲み、もうこんな人生なんて終わらせてしまおう、と意を決しました。

飲んだ瞬間、頭が真っ白になりました。

そして次に感じた事のないような恐怖が私を襲いました。

間違っていた

そう悟りました。

家に居た弟が私を見つけ、救急車を呼び、
弟が仏壇に向かって祈っている姿を見たのを最後に、私は意識を失いました。

そこから私の記憶は一切ありません。


目を開けたら、病院の集中治療室にいました。

自分の心臓の心電図が見えました。


私は家族に申し訳ない事をした、と思いました。

もし自殺を考えている人がいたら、伝えたい。

どうか死ぬ以外の方法で逃げて

人間はいつかは必ず死にますよね。
だからそれまでの時間は、楽しむ為にあると思うんです。
わざわざ自殺なんてしなくても、必ず死ぬんです。
だから、仕事が辛いなら辞めてしまえばいい。
学校が辛いなら、行かなければいい。
それでも辛いなら、思う存分、犯罪にならない程度に好きなように自分勝手に生きればいい。

ただ生きているだけで素晴らしいんだから