こんばんは。

 

昼間は落ち着いていた息子の熱が

夜になってまたグーーーーンと上がってきた。

 

寝る直前の体温、39.4℃。

 

明日の保育園行きは無理だな・・・

と、早々に諦めました。

 

りんごです。

 

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息子が熱を出している時、

私は夜が怖い。

 

その理由は

熱性けいれんを2度見ているから。

 

1度目は

1歳5ヶ月の時。

 

友達の家に遊びに行っている時

やけに息子が私にしがみついてきたから


どうしたのかなー?と思いながらも

普段膝の上で息子が大人しくしてることなんて

ほぼないから、

ここぞとばかりに友達としゃべっていた。


ふと息子を見ると

口をパクパクしてまばたきをしない。

表情もない。



あれ?なんか変…? 



と思った瞬間に

痙攣がはじまった。



ガクガク全身を震わせる息子。

あっという間に顔面は蒼白。

唇は紫色。

泡を吹いて白目をむいた息子。



その時の様子は

スローモーションで私の脳裏に焼き付いている。




息子が死んじゃう…




と思いながらも


取り乱してはいけない

冷静になれ


というブレーキがかかったことも覚えている。



でもそんなブレーキを上回る恐怖で

パニックになった私は

息子を胸に抱いたまま

なぜか

友達の家のキッチンに向かって歩いたらしい。



「救急車!」と

友達のひとりが声をあげてくれたのをきっかけに

私は我に帰り



あとはみんなの助けを借りて

息子を病院まで運んだ。



それが1回目。




2回目は2歳3ヶ月の時。


離婚して

二人で暮らし始めたアパートで

痙攣を起こした。


1度目の時よりは慌てなかったが、

前と同じように

私の腕の中で痙攣し

意識を失う息子の様子が



とにかく「死」を連想させて

怖くて怖くてたまらなかった。



でもその日は夜遅かったので

直接人の手を借りるという発想を持てず



かといって

明らかな熱性痙攣くらいでは救急車も呼べず、



胸に息子を抱いたまま

自分で運転して

夜間診療の病院まで運んだ。



今思えば

その時の私は落ち着いてなどはいなく

本当は

パニックに陥ってたのだと思う。



痙攣止めの薬も処方されていたのだが

頻繁にあることではないので

座薬を入れるタイミングなど

どつやって使えばいいかが曖昧で



それをうまく使えないまま

病院へ駆け込んでしまったため

看護師さんに怒られたのを覚えている。



自分の無力さと

不安を分かち合う場所のない心細さと

息子への申し訳なさそで



その夜は泣き続けて一睡もできなかった。





こんなことがあるたびに


息子と二人っきりの夜

何かあったときに

母として

この子を守れる強さが欲しいと


心の底から思ったこともあった。



でも実際は



どんなに知識を増やしても

どんなに自分を奮い立たせても



息子が熱を出すだけで



また痙攣を起こすんじゃないかと

想像しただけで震える



そんな弱い母なのだ。





だから神様は

私の回りに優しい友達や

頼れる家族を置いてくれたのだろうな。



こうやってブログで

心のうちを吐き出せるように

してくれたんだろうな。



頼るのは得意じゃないけど

もう一人で強がらず



怖い

不安

助けて



と言える母になろうと思う。






…ベッドで息子の隣に寝ながら

このブログを書いているが


さっきから

息子が熱にうなされ始めた。



熱も相当高そうだ。




怖いな。

不安だな。

早く朝が来ないかな。





長い夜は

続く。