こんにちは。

 

今日は、

保育園でどろんこ遊びがあるということで、

息子ちゃんが張り切って

5時半に起きた・・・。

もちろん母も道連れ(笑)

 

朝からハイテンションの息子に対して

笑ってられるのは

私が絶賛自宅警備中だからです。

りんごです。

 

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そのハイテンションな息子を

保育園に送っていったら

 

年長組さんの女の子がなにやらグズグズしていた。

 

弟の水筒をお母さんが忘れちゃったみたいで

その事を心配している風を装いながら

 

お母さんと離れたくない!!

 

を全身でアピールしていた。

 

お母さん、すでにイライラ。

 

❍❍くんのお茶のことはいいの!

あなたが心配する事じゃないの!

もー、お母さん仕事行かなくちゃなんだから!

さっさと靴履いて!!

早く!!

グズグズ言ってると、怒るよ!!!!

 

両手を広げてだっこをねだる女の子を上から見下ろし、

 

いーかげんにして!!!

もう行くからね!!

 

と、女の子の手を振り払い

その場を離れようとしていた。

 

先生もそんなお母さんを助けようと

その女の子を抱き上げ、

明るい声で

「いってらっしゃーい!」と言った。

 

そして、お母さんがその場を離れたら

女の子、先生に抱かれながら大泣き。

えーんえーんって、外まで聞こえてきた。

 

 

 

本当に、

本当に、

これ、

数ヶ月前の私そのまんまだ。

 

※というか、私は

人前でかっこつける癖があるので

表面上はニコニコして息子に寄り添っている風にしてたけど

心の中では

このお母さんと全く同じ事を思っていた。

だから息子からしたらニコニコしてるのに怒りオーラ出してる

本当の心が掴みにくい不気味なお母さんだったと思う。

このお母さんは全部口から出していたことにも

すごいと思った。

 

子どもを産む前だったら

仕事をしていなかったら

 

なんてひどい!

怒るよ!ってもう怒ってるじゃん!!!

ちょっとくらい抱きしめてあげれば良いじゃん!

寂しいだけなんだから優しくしてあげてよ!!

 

って思ったかも知れない。

 

でも、

実際は違った。

 

私、

息子が朝保育園で泣いてぐずった日は

泣きながら職場へ行った。

 

お母さん

泣いてる女の子よりしんどいんだよね。

 

なんでここまでして仕事行くんだろうって思うんだよね。

 

私、冷たい母親だなぁって自分を責めるんだよね。

 

今日帰ってきたらいつもより優しくしてあげようって思うんだよね。

 

でも、

毎日の生活はいっぱいいっぱいで

それもできなくて

次の日もまた同じ事繰り返して

毎日毎日切ないんだよね。

 

 

もちろん、

私は今日見たお母さんとは別の人間なので

そのお母さんがどう思っているのかはわからない。

 

でも、

数ヶ月前の私の言動そのまんまのお母さんを見て、

 

あの時の自分を思い出した。

 

一番大切な自分と

その次に大切な息子を

働くことで守っていた自分。

 

でも、

1人で何役もやって疲れちゃった。

 

よく頑張っていたなぁ。

 

本当に、よく頑張ってたなぁ。

 

そう自分を労ったら

車の中で泣けて泣けて仕方がなかった。

 

 

そして、

今日見たお母さんも

っていうか、お母さんっていう人たちは

いつもとても子どもを愛しているんだなぁ・・・

 

と思ったら

 

きっとあの女の子もそれを知ってるから

お母さんがいなくなってから泣いたのかなぁ・・・

なんて思えて

 

子どもの愛の深さにも泣けた。

 

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正直

こうやって子どもに怒鳴ったり

相手に冷たくする人は苦手だった。

 

でも、

自分もやっとそうすることができるようになって

 

大人たちって

表面上に表れている感情と

心にある感情は

必ずしも一致しない

 

ということがわかってきた。

 

そして、 

数ヶ月前の私のことを

きっと

同じ気持ちで見てくれていた人がいるのだろう。

 

そういう人たちの優しさに

知らず知らずのうちに包まれて

私は支えられていたんだろう。

 

本当にありがたいなぁ。

 

私の周りには

優しい人しかいない。

 

また

その事がはっきりした。