後で請求するなら最初に言ってほしい
この日は以前やなぎだ氏を紹介してくれた前部署の同僚のいのうえ課長と、
同じく前部署の同僚で私の失恋直後に一緒に飲みに行ってくれたうえださんと、
ご飯に行ってきました。
やなぎだ氏のことは純粋に気持ち悪い思い出でしかないので、いのうえ課長には別に会いたくなかったけど、この間偶然社食でうえださんに会ったときに誘ってくれたので行くことにしました。
いのうえ課長が予約してくれたお店は神楽坂の鳥茶屋別邸というお店。お鍋がついてるコース料理で、出てきたものからもりもりと食べました。
もともとはいのうえ課長の今の部下のさわむらさん(28)の今後のキャリアを考える上で、バリキャリ志向のうえださんを紹介する会だったらしく、彼女も含めて4人の会でした。
いのうえ課長がやなぎだ氏のことを謝ってきたので、一応事の顛末を話すと、「思ったよりもさらにひどかった」と感想を言われました。
ちなみにやなぎだ事変についてはこちらです。
そりゃそうだよ。そんなに不快な思いをしたわけじゃなければわざわざ紹介してくれた人に言いつけたりしないよ。せっかくの好意に申し訳ないもの。
やなぎだ氏に言われた、「値段は気にせず好きなものを頼んでください」のセリフを引用して、私の分のお会計はいのうえ課長が支払ってくれると言ってくれました。
今日は食事代が浮いたぞ、ラッキー、確かに私以外みんな総合職だし、いのうえ課長とうえださんは役付きだし、お給料全然違うもんね。
帰宅後、グループラインでさわむらさんから「精算 うえださん:5,000円 えりさん:5,000円 さわむら:5,000円。いのうえ課長確認済です」とメッセージがありました。
え?
直後に、うえださんが「うえだ10,000円にしてえりさんとさわむらさんの負担下げてください」と返信。ナイスすぎる。さすが月額私の2倍のお給料をもらって実家に住んでいるうえださん。
そもそも給料格差だいぶあるのに精算のセンスがなさすぎない?とひとつ年下のさわむらさんにいらっとする私。
私が一般職なことはさわむらさんにも話したし、プライベートの会でもないんだからその辺気にしようよ。「いのうえ課長確認済」の言葉になんの意味も感じない。自分のせいじゃないと言いたいのかもだけど、半分くらいはあなたのせいだよ。入社してからこんな精算は初めて見たので、すごく嫌な気持ちになってしまいました。同時に、自分で参加したくせに、そんな風に思う自分も嫌。
うえださんの返信に、いのうえ課長は「じゃあ全員4,000円にしましょうか」と返信。なぜそうなる。悩んで、結局4,000円振込しました。
「うえださんご配慮ありがとうございます。4,000円振込みました」と返信。
普段だったら、いのうえ課長立替ありがとうございます、さわむらさん精算ありがとうございます、と伝えるけど、今回はやめました。
高いお店を予約したのはいのうえ課長だし、食後は「お詫びにえりさんの分は払います」と言ってたくせに、当たり前に請求するの、やめてほしい。なんだかすごくもやっとした金曜日でした。
とりあえず、もういのうえ課長とは食事に行かないことに決めました。仕事も分野が違って関わりないし、友達でもないし、奢ってくれるわけでもないし、変な男紹介するし、変なもやっとをかかえるのはもう嫌です。