朝一、次長にメールで「先週から顔の一部が痙攣していて、心配なので早退して病院に行きたいです」と送ったところ、「坂上さん、オッケー!」と横からすぐに返事をくださいました。(次長とは空席ひとつを開けて隣の席です)

 

やっぱりいい人。

悩む必要なかったなと一安心でした。

 

16時に会社を出られるよう、1日の仕事の大体のスケジュールを頭の中で組み立てて、心を無にしてできるだけさくさく進めていきます。

 

9時頃、月初にえんどうくんに頼んでいた仕事の期日当日だったため、「月初に頼んでいたこの件、今日期日だから対応お願いね」とメールを送ると、「やり方がわかりません、教えてください」と返信が。

 

もともと前任のてらだくんがやっていた営業領域の仕事のため、私にはわかりません。

わからないので、当日困らないよう前もって月初に「この日が期日だから事前に手続き確認して作業お願いします」と伝えておいたのに、まさか調べもせずに当日を迎えるとは。その上私に聞くとは、それはどういう気持ちなの?

私はユニットのために期日管理をしているだけで、きみに仕事を押し付けているわけじゃないし、自分の仕事くらい自分で調べてくれないと困るよ。 

と言いたいところをぐっと堪えて、てらだくんに「おはよう!起きてる?」とラインを入れました。

 

普段であれば一緒に調べてみたりもするのですが、今日私は16時に会社を出なければいけません。時短のため、さくっと前任者に聞く作戦です。

てらだくんはこの日お休みで、午後一緒にランチを食べる予定だったこともあり、連絡しやすくもありました。

 

土曜日てらだくんと一人暮らしの初期費用についてラインで話していたとき、「今東京に帰ってきていて、月曜日が休み。東京でランチしてから仙台に帰ろうと思ってるので、よかったら一緒に食べましょう」と言われていて、お昼頃外のお店で会う約束をしていたのです。

 

「なんとか起きてます」という返信に申し訳なく思いながらも、「聞きたいことがあって、少し電話できる?」と聞くと、眠そうな声で電話をかけてきてくれました。なんていい子。

 

手続きの流れを教えてもらい、聞いた内容を私からさらっとえんどうくんに伝え、「この部署のこの人に連携すると、その先の手続きについては案内してもらえるらしい」と伝えてことなきを得ました。思わぬタイムロスだったけど、これでなんとかなりそう。

 

11時半ごろにてらだくんから「会社の近くのお店でコーヒーを飲んで待ってます」と連絡が。12時前に向かいました。

 

待ち合わせのお店で、髪を切ってさっぱりした印象のてらだくんがアイスコーヒーを飲んでいました。社内でインタビューを受けて、写真撮影があったのでそのために切ったんだとか。お仕事がんばってるね、すごいね、と言ったら、そうなんすよ、俺すごいです、と言ってました。なんだこいつ。笑

 

「私帰ってきすぎですよね?」とてらだくん。確かに、先月もワクチンを打ちにやってきたてらだくんと他2人とランチしました。私が仙台に遊びに行ったせいもあり、てらだくんとは全然久しぶり感がありません。

よく行くお店ですが、一度も頼んだことがないミートボールランチを注文してみました。美味しかったです。
 
また引っ越しの話をして、間取りの話題に。
現在デュアルディスプレイで在宅勤務をしているので、新居にもある程度大きめのデスクを置きたいと思っています。
 
「6畳でも意外といけますよ」
「え、机置ける?」
「置けました。6畳って部屋入ると狭く感じるけど意外と家具入れるとなんとかなります」
「そうなんだ。あと洋服が入りきるか心配」
「実家に置いとけばよくないですか?」
「それ許されるの?確かにシーズンオフのものとか置ければ助かるけど」
 
最悪実家作戦も考えておきます。
出たらなるべく帰りたくないので、もしもの手段に。
 
ご飯を食べておしゃべりしながらも、顔を動かすとときどき頬がぴくぴくと動きました。
変に思われないか不安で、普段人と話すときは相手の顔をがん見する私もこの日は目を逸らしがちになってしまいました。
 
てらだくんの新幹線の時間になり、解散。私も地下から会社に戻ります。ちょうど1時間程度の休憩でした。
 
15時半頃、「あれ、坂上さん、いつだっけ?」と次長からお声がけが。帰らなくて大丈夫なの?と聞いているようです。もうそろそろです、と返事をすると、次長が近くにやってきて私の顔を見ました。
「動いてる?」
「動いてるときと動かないときがあります」
「心の問題じゃないの?」
「脳の問題の可能性もあるらしいです」
「そうなんだ。また病院の結果教えてね」
まるで父親。
 
片付けを終えて、病院へ。
八重洲クリニック脳神経外科というところに行きました。問診票を記入し、血圧を測って受付に提出。血圧、142でした。もともと高血圧だけど、特に調子が悪い気がする。
 
担当してくれた先生は女医さんでした。
今の段階では片側顔面痙攣なのか、ストレスによる一時的なものなのか判断できないとのことでした。
 
「ストレスありますか?」
「人並みには、、」
「大きな何かがあったわけではないのね」
「はい」
 
答えながらも、自分でもよくわかりません。
数ヶ月前の失恋や、数週間前の仕事の失敗は、「大きな何か」にあたるのでしょうか。
 
痙攣が口元にまで広がるようであればMRI検査をしてみましょう、と言われ、今回は様子見ということになりました。
 
たぶん、私が泣きそうになりながら話していたから、女医さんはとっても親身に話を聞いてくれました。お医者さんってもっとドライな方ばかりだと思ってました。
 
「血圧は健康診断とかで注意されない?」
「毎年されます。運動をしなさいって言われるので、運動はしてます」
「家族で高い方はいるの?」
「みんな高いです」
「ああ、じゃあ遺伝的なものなのね。本人の努力の問題ではないよ。あなたは悪くないから体のためにも早めに薬を飲むといいわ」
高血圧のことまで慰めてくれました。
 
いろいろ優しく話を聞いてもらえたせいか、病院に行ってから少し痙攣の頻度が減りました。
本当にただのストレスだったのかも。
このまま治るといいなと思います。
 
 
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