「欲望という名の電車」千秋楽拝見しました。

最高!流石でした。


テネシーウィリアムズの台詞の一つ一つがリアルに立ち上がり、

篠井さんの客観的な視点が、風刺の効いた、

ユーモア溢れる見事な舞台劇にしてくれた。

止めることの出来ない人間の欲望。

 


登場人物一人一人の欲望が絡み合い、

見えているものと、

見えない心情とのズレが痛いほどに伝わってきた。
 

役者陣が戯曲を読み込んで、丁寧に人物を捉えようとしている。

 

そして一人一人が生きて呼吸している実在の人物に見える。
 

移民として差別され続ける、底辺で生きざるを得ない人々の葛藤を皆さん良く演じられていた。
田中哲司さんのスタンレーは今までで観たことがない捉え方で復讐心に燃えた策略家にも見え、

自分自身を追い込むかのようにブランチを追い詰めていく。

 

昔、ミッヂを演じた田中さんが今まで誰も演じなかった繊細で神経質なスタンレーを演じていた。

ミッヂの坂本慶介さんも心の底ではブランチを、愛している心情と既成概念の狭間で揺れる姿が痛々しかった。

 

若い集金人を演じた大知さんもブランチの自殺した夫と重なる演技演出が良かった。
これは私の戯曲の解釈と一致していて本当に良かった!
 

私は16歳で「ガラスの動物園」を観て芝居の道を選んだ。

テネシーウィリアムズの台詞が私という人間を生かしたと言っても過言ではない。

 


今回篠井英介さんがブランチを演じることで、作者のテネシーウィリアムズの苦悩と、人間愛がさらに浮き彫りになった。


人を愛するということから人は逃げる事はできない。

 

愛することの理由を探すためにも生身の人間が演じる演劇が必要だということを再確認できた。

照明も音楽も美術も良かったなあ。

篠井英介さん、誇りに思うなぁ。
写真は若手演出家の濱吉清太郎さんと美月瞳さん、杉野寛さん、大知さん
 

元劇団の俳優たちで、

私の仕事のアシスタントをしてくれた仲間たちと久しぶりに集まりました。

30年以上前からお世話になっているお寿司屋さんで何時間喋っても話が尽きない。

 

苦労話や失敗談も今は大笑いで盛り上がる。
子育てで苦労しているメンバーも、庭師になった人も。

 

話し足りないのでまた会うことに。

 

ゆめちゃん、あいちゃん、ゆきちゃん、

この三人の名前は偶然、私の家の愛犬愛猫と同じ名前だったことに気がつく。

 

みんなとは20年のお付き合いだなあ。

 

本当にありがとう!大変でしたね!
 

本当に残念だ。

山形から上京して三年間通った。

 

この学校で私の全てが始まった。
 

今日は最後の公演、鵜山仁演出の「ザグリークス」を観劇。

 

卒業生らが助っ人で出演。

劇団3◯◯の主要メンバーだった中進、

そして3◯◯にも客演してくれた小椋毅さんも出演。

 

生徒を完璧に支えていた。

30年くらい振りに中の演技を観て、劇団の旗揚げ当時を思い出した。

 

鵜山仁さんは中進と同期、私の二年後輩だった。先輩には市村正親さんがいる。


感無量の舞台だった。みんな若くて元気。またきっとどこかで出会える!
母校よ!お疲れ様でした!


本当にありがとう!


#中進 #小椋毅 #鵜山仁 #舞台芸術学院  #渡辺えり

偶然ですが、

昨日の福田善之戯曲をコラージュしたリーディングのテーマに通じるものがあり、

戦争の恐ろしさを再確認。

 

自分を戦時中の潜水夫だと思い込み介護施設でじっと出撃を待つ老人。

 

管理された部屋で青春時代の戦争音を聞きながら死んだふりををし続ける老人達。

 

残酷で切ないが、まさに今そのもの。

 

演劇よ死ぬな!のトートバックを買ってしまった。

 

服部さんも軽やかな演技!

 

昨日の新井純さんも清水絋治さんも井村昴さんもみんな現役でお元気!
 

演劇よ!生き続けろ!
 

皆様お疲れ様でした!

演劇界のレジェンド達が集い、短時間のリハーサルの中、みんな死ぬ気で頑張りました!

 

戦争によって人生を狂わされた人々。いつの時代も繰り返される権力争いの中で翻弄されるのは市井の人々。

 

福田戯曲は今を映す鏡とも言えます。


 

 

上の写真は高村達さんです。
真田風雲録のリーディングは桐朋学院の生徒さん達に協力していただきました。

「佐助」のラストシーンの台詞で泣きました!ありがとう!