安井謙太郎さん
お誕生日おめでとうございます。
これからの1年もまずは何より健康で、
ますますのご活躍を祈念いたします。
過去のことですが、
今から12年前の2014年7月、私はあなたを見つけました。
あの日から今日まで、ずっと応援し続けてきました。
その時間が、私にとってどれほどの有意義であったか。今日という節目の日に、改めて伝えさせてください。
生まれてきてくれて、
ありがとうございます。
あなたに出逢った私は、
本当に幸せです。
少し前から、ずっと考えていたことがあります。
この宇宙が誕生した約138億年前に起きたビッグバンのことを考えていたとき、ふと気づいたことがありました。
もしもこの宇宙、世界に、
愛や思いやりや親切、即ち人を幸せにする感情だけが存在したとしたら、どうなんだろうかと。
憎しみも、恨みも、悲しみも、侮辱も、
何一つ負の感情のない世界で生きていたとしたら…
いや、戦争もなく、傷つくことも傷つけられて絶望することもなく、
楽しく、幸せいっぱいの理想の宇宙、世界になるのではないか——そう思っていました。
しかし…
気づいてしまったのです。
負の部分がなければ、
正の感情も存在できないのです。
影がなければ、光もない。
マイナスがあってプラスがある。
この宇宙において、
単一からは何も生まれないのでした。
陰があるから陽があり、
陽があるから陰がある
私たちの生活を取り巻く陰陽の本質を、初めて深いところで理解した瞬間でした。
そして私は思いました。
これは、安井くんの歩んできた道そのものではないか…と。
芸能界という世界は、
きっと現実の社会よりも
光と闇のコントラストがどこよりも鮮烈な場所でしょう。
スポットライトの眩しさの裏に、
どれほど深い影があるのか。
ステージの華やかさの背後に、
どれほどの苦しみと葛藤が積み重なっているのか。
そんな芸能界という世界で、安井くんはずっと戦ってきましたね。
忘れもしないあの苦境の時期も、
歓喜に湧いた復活も、
そして、
唯一というくらいの涙を見せた
仲間との別れも…。
そして今回、7ORDERの7周年を迎えて、
青春が詰まった渋谷の街に掲げた広告を知りました。
「君の一番目のファンより。」
グループのロゴも、
自分たちの顔も出さない。
ツアーの宣伝も、
アルバムの告知も、
何も、ない。
ただ、親から子へ宛てた手書きの手紙と、幼少期の写真だけが、渋谷の街に静かに存在していたのですね。
私は当時も仕事しかしていない状況で、
仕事に追われ、
仕事に埋まり、
仕事と共に生きていた頃です。
(もちろん今も当然です笑)
そのため、あの7周年のステージを観ることが叶わなかったことと、
そして、この渋谷の広告をこの目で見ることも叶わなかったのです。
ただ、ネットでの情報のごく僅かを知る程度でした。
でも、そんな距離を超えて、
オリコンから素晴らしい記事が出されました。
安井くんはそのインタビューでこう語っています。
7ORDERには「他と同じじゃダメだ」という一種の〈呪い〉がある、と。
特殊な成り立ちゆえにかけられたその〈呪い〉が、世の中と交われる限られた瞬間に、純粋で研ぎ澄まされた言葉を生み出させる、と。
そして——「〈呪い〉があるから生み出せるものがある」と。
陰があるから陽が生まれる。
その真理を、安井くんは自らの生き様で体現していますね。
苦境という影があったから、今の光がある。
その光は、単純な明るさではなく、深い影を知っているからこそ放てる、本物の輝きです。
今の私には、
土日は当たり前に、平日夜でも時間を作ることが難しいです。
とにかく動けない…そんな呪縛の中で、
奇跡を重ね合わせて繋ぎ合わせて、
今年のROMANツアーは、岡山に入ることができたのです。
神戸や大阪の日はもちろん全く動けないとわかっている中で、あの5月末の岡山だけは、奇跡としか言えないご縁で、なんとか入ることができたのです。
仕事の都合でギリギリの飛び込みでしたが、どうしても行かなければならない…
いや、きっと神様がご縁を結んでくださると信じていました。
そして、レンタル自転車、地下鉄、新幹線と、奇跡が繋がって、あの時なんとか岡山駅にいることができたのです。
私が小中高まで学生時代を過ごした、
懐かしいあの岡山の街でした。(注1)
あの日、7ORDERのステージを見て、
肌で感じたのです。
ここまでの実力をつけていることを。
音楽も、
パフォーマンスも、
空間を支配する存在感も…
すべてが、確かな深みをまとっていました。
そうです、あの夜、
私は岡山の地で確信しました。
この人は、
必ず世界を照らす存在になる、と。
そして今、安井くんは、
テレビ朝日「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」にて、風波駆無/ギャバン・ライヤとして、文字通り世界を守るヒーローを演じています。
これは偶然なんかではないと思います。
一つ目の必然は、
今、時代は「風の時代」(注2)と呼ばれる大きな転換期を迎えています。
「土の時代」の価値観上位であった、物質や形よりも、言葉・思想・繋がり・見えないものの価値が問われる時代です。
そのような時代に、「〈想いを尖らせるほど、世の中に広がっていく〉」という哲学を持ち、
言葉の純粋性に命を懸けるアーティストがいること…。
この感性を、世に出さずして、
何が風の時代だろうと。
他の誰とも違う尖り方をした人間に、
まばゆいばかりの光を全身に浴びせたい
そう思います。
その影も慈しみながらも、
光の世界で笑っていてください。
安井謙太郎という人が、
まさに今この時代に存在していることには、
こんなふうに根拠があるのですから。
陰と陽を知り、
呪いを力に変え、
言葉の温度を信じ、
受け手と作り手の共作によって世界を動かそうとするその感性は、
これから本格的に始まる、風の時代が必要としている、そのものなのですから。
最後に、
この現世で
あなたに出逢えたこと
心から感謝です。
ありがとうございます。
注1、このYEBISU YA PRO のある「福武ジョリービル」(岡山市北区中山下1-10-30)は、かつて50年ほど前の子供の頃の私には思い出があるのです。
周りは全く違うけど、この場所…。
注2、西洋占星術の概念で、2020年12月に約200年ぶりに始まった時代の転換です。
それまでの約200年は「土の時代」即ち土地、お金、物質、肩書きなど、目に見えるものに価値が置かれた時代でした。しかし、風の時代は反対に、目に見えないものに価値が移る時代です。
具体的には、
• 言葉・情報・発信力
• 思想・哲学・センス
• 人と人の繋がり
• 個人の自由と多様性
こうしたものが力を持つ時代とされています。