相続手続きに必要な
夫の生まれてから死ぬまでの
戸籍謄本を取り寄せた
夫の場合は生まれた所と
結婚した時に住んでいた所と
今住んでる場所の
3か所だったので まだ楽だった
あちこち 引っ越しを繰り返して
本籍を移している人は大変らしい
いま住んでいる市役所で戸籍謄本も
他の手続きをした時に貰っておいた
残りの二か所はネットで
調べると請求の仕方が分かった
請求書もネットから印刷できる
記入の仕方もちゃんと書いてある
ネット社会って便利だな
ありがたい
発行手数料も郵便局で
定額小為替を購入して同封した
必要枚数分
発行手数料が200円ずつかかる
余談だけど
戸籍法が改正されて
新しい様式のと戸籍に
書き換えが行われたらしく
その書き換え前の戸籍は
改正原戸籍というらしい
要するに手書きの物
コンピューター化された物が
現在の全部事項証明書
いわゆる戸籍謄本
これを両方取り寄せるので
手数料も二通分
市によってやり方が違うが
生まれた所の方は
念のため3000円分の
定額郵便為替を同封してとある
差額は後で返金してくれるらしい
定額郵便為替は
1000円までしかないのでそれを3枚
結婚した時に住んでいた所の分は
750円を2枚
発行手数料は200円×5の1000円
相続関係の書類を集める中で
証明書の発行手数料って小額だけど
発行枚数多いから
積み重ねると結構かかるなあ
などと思いながら書類を揃えて
切手をはった返信用封筒も
入れて発送する
数日後生まれた所の市から電話がきた
追加の書類が必要だと言う
配偶者と証明できる書類が必要とか
そちらの戸籍に私の名前ないものね
追加の書類を送る
どちらも発行は早くて10日程で
書類は送ってもらえた
夫の生まれてから死ぬまでの
戸籍謄本(全部事項証明書)改正原戸籍
別の所帯を持つ息子の戸籍謄本
遺産協議書 私と娘の印鑑証明書
息子のサイン証明書
在留証明書(タイ在住だから)
相続手続きにはこのセットが
絶対必要になる
金融機関もその場でコピーを取り
返してくれる場合もあるが
郵送で送って
返却が必要な場合は
後日返しますという所もある
こんなに揃えるのが大変な書類が
もし何かの手違いで
返ってこなかったらなんて不安になった
なので 法務局に出向いて
被相続人法定相続情報というのを
発行してもらう手続きをした
これもネットで得た知識
申請に必要なのは
自分で作成した
法定相続一覧図と申請書
夫の住民票の除票と遺産協議書
私と娘の印鑑証明書
息子のサイン証明書 在留証明書
それに私のマイナンバーカード
それらを持って
法務局へ向かった
私の管轄の法務局には
専用の窓口が出来ていた
その窓口に行くと担当者が
持って行った書類を一つ一つ確認し
自分で作っていった
法定相続一覧図に足りない所や
不要な所を直してくれた
「作り直してもう一度来てもらうのは
大変でしょうからこちらで
作りなおしてもいいですか?」
「被相続人法定相続情報は
多めに発行しときましょうか?
何部発行しても料金はかかりませんし」
担当の人はとても親切だった
しかも手数料もかからないなんて
もっと早く来ておけばよかった
すでに夫の生命保険や
私の保険の契約者の変更
銀行2社は手続きを行った後だ
生命保険会社は必要と言われるまま
死亡診断書や戸籍の
除票を原本で付けたり
私の本人確認書類など
必要な書類も多かった
銀行も全部の書類を持って行って
手続きをした
記入していく書類も多いのに
たくさん書類を一つ一つ
確認して持っていくのは大変だった
先に 被相続人法定相続情報を
作っておけば
もう少し簡単に出来たのかも
何もかも初めてやることだし
すべてが手探り
要領悪くて余計な苦労も多いなあ
一週間後
指定された日にされた行くと
きれいにに書き直された
被相続人法定相続情報を受け取れた
ついでに相続登記用に
登記事項証明書も取得する
法務局ちょっと遠いのでなるべく来る
回数減らしたい
これもマンションの場合
土地に関しては
敷地権付き区分建物になるため
不用かもしれない
どうしますかと聞かれてまた???
とりあえず建物取得する
普段耳にすることが少ない単語
もう無理
キャパオーバー
一旦落ち着こう
また改めて申請書や書類を揃えて
出来る限り自分でやってみて
相談の予約を取って来よう
夫が亡くなった後に届いた書類は
段ボール一杯になった
まだ終わっていない手続きもあるけど
一つ一つ やって行くしかない
がんばれ がんばれ 私
人が死ぬって大変だ
残された者は
やらなきゃならないことが沢山ある
傍らで見ていた娘が
「お母さんの時は
もっと分かりやすくしといてね」だと
そんなもん 分かんないよ?
人間いつ死ぬか 分かんないもん
お父さん見て分かっただしょう?
でも
もう少し長生き出来るよう
がんばるわ
こんな大変で哀しい手続き
貴方がするの少しでも
後になるように