北海道マラソンへ出場しました。

結果から言うと2時間55分でこれが今の実力です。

沿道や出場している方からの応援や現地以外の遠方からの応援、いつも本当にありがとうございます!

冷静に自分のレース内容、感覚など諸々振り返ると今回はとても前向きに捉えられています。

わざわざ海外までいってこのタイムかよ?

ということも重々承知の上、、苦笑


自分の限界ではなく可能性を知れたレースかなと思います。

もちろん、タイムは受け止めています。
夢見心地では決してありません。

このレースの次からが本当に大事なステージになるとレース前から決めていたので終わった瞬間に振り返り何をやっていくかどうしていくかを考えて次のことだけを考えています。



札幌にはスポンサーでご支援を頂いているファイバーゲート社の本社があります。
専務がレース後にサポートしてくださいました笑い泣き

昨日はレース後に社員の皆さんのBBQに参加させて頂きました。

社員さん(元MY部長)と宴もたけなわとなってきた頃に色々なお話しをさせていただきました。


私が走っている姿を見て色々なことを頑張ろうと思える。
自分の人生と重ねて夢を見れる


というような言葉をかけてくださいました。
(ちょっと呂律が回っておられませんでした)



きっと覚えていないかなと思いますが笑い泣き
本当に本当に嬉しかったのです。
私は誰かに感動を与えたい、何かを伝えたい、影響を与えたい、変えたい、という想いよりも、とにかく自分が決めた目標を絶対に達成したい、どうしたら競技を続けられるか、結果を出せるかという想いで気付いたら今この場所に来ていたというのが本音です。




それでも、目の前の人が私の走りを見て少しでも何かを感じてくださる。
1mmでも人の役に立つってこんなに嬉しいことはないんだと思いました。
これは、結果だけを求めてた20代や30代前半では感じることがなかった感情です。

もちろん今も結果ありきです。
でも、35歳の若蔵が生きていく中で少しだけ苦い経験ができたから人の人生にプラスになることがこんなに幸せなんだと思えるようになったのだと思います。


アルバカーキを拠点にするというお話しを社内でお伝えしました。
自分で勝手に決めていることなので、結果が出るまでは自費で行いますとお伝えしました。
(あくまでも結果が出るまでは。笑 )


その私の覚悟ににというお心遣いをいただき、少しご支援を頂いています。
社長の想い社員さんの想いがたくさん詰まったファイバーゲートのユニフォームを着てビックレースでトップを走ってトップでゴールをしたいんです。

人の役に立つ、社会の役に立つ、大きなことじゃなくても、
1秒だけでも自分の走りに夢を乗せてもらって1mmだけでも人の人生に関われたらここまで続けてきた意味が見えてきます。



MGCの出場権も獲得したい。もちろんその先の目標もあります。
それと同じくらい私個人的に絶対に戻りたい場所があります。

2012年にニューヨークマラソンへ招待頂きました。
ニューヨークマラソンは世界のトップ選手が集まるワールドメジャーズのうちの一つのレースです。

その年は残念ながらハリケーンで中止になりました。

でも、私が限られた選手の中で招待していただけるなんて。ここまで来れたんだ。
選手としてこんなに光栄なことはない。
という気持ちでいっぱいでした。
その反面、中々調子が上げられなかったことも事実としてありました。

だから、あの限られた世界のトップ選手と同じスタートラインに戻りたいんです。
そして、最高のコンディションで肩を並べて走って勝負をして自分の最大限の力で勝ちたい。



そしたらもう明日走れなくなっても悔いはない。
きっぱりと引退をして二度とマラソンのスタートラインには立たない。
今度は人を陰でサポートする方へ人生を掛けたい。
そう思うことができるのは今までたくさんの方に支えていただき生きてこれたからです。
一番はわたしの家族です。
わたし以外の両親や兄は福祉関係で働いたり
人のために家を建ててプロフェッショナルを貫いています。
わたしだけが自分勝手に生きている、、
という思いもあるから全部終わったら人のために生きようと思えます。
小さな頃から家族が本当に大切で、バラバラになりそうになると思い出を悲しいものに絶対にしたくないから泣いて喚いて全力で止めてきました。
わたしのことを自分のこと以上に大切にしてくれていたから、
わたしも、自分以上に大切に思ってきました。
全員恥ずかしがりやだから、本人たち目の前にしたらありがとうもまともに言えない変わった家族ですが笑い泣き
だからこそ、言葉にしないことも全て伝わっています。
これから先も家族全員相思相愛です。
なんて目の前じゃ絶対に言えないからしるしときます笑い泣き








その時のニューヨークマラソンの写真。
自由の女神が挙げてるのは右手だよって誰かがいらないツッコミしてました笑い泣き







今日のブログは長いです。
飽きたら見ないでくださいw








今回アルバカーキで一ヶ月くらい一緒だった渡邉選手。
生活や練習は別ですが、毎日会わない日はありませんでした。

彼女は私が尊敬してる人の中の一人です。
本当に真っ直ぐで人間性がとてもとても好きです。

そして、マラソンの才能も素晴らしいです。
私も絶好調だった時期、ゆうこりんもどんどん記録を伸ばしていて、初マラソンからあっという間に2時間25分56秒!
私は2時間26分08秒
負けている笑い泣き


ただただ楽しくて仕方なかった時期から色々なことを経験して、良いこともそうじゃないことも、また違った景色が見えているんだろうなと今回アルバカーキでたくさん話してて感じました。


以前からの練習姿、メンタル、人間性、ゆうこりんには可能性しか感じません。
だから、絶対に日本のトップ、世界のトップに立ってもらいたいんです。
私の次にニヤリ


夢見心地じゃなく、地に足をつけて自分の可能性を掛けて前進していきます。






ちょっと二人ともどこにいるかわからないので白く加工しました。笑






おやすみなさいニコニコ