なんとなく今日は、ふと思い出した「宇宙用はんだ付け講習会」のことでも書いてみようと思います。


 宇宙関係の方ならお分かりになると思いますが、宇宙というのは安全やらハザード解析やら、やたらと厳しいのです。もちろんハンダ付けもそう。


 そこで、日本の宇宙機関Jが主催した「宇宙用はんだ付け講習会というものに、ウチの大学から一人参加しましたむっ


 参加者が多いため、2グループに分かれて、なんと私のグループはT大の集団と私だけのグループ・・・汗講習会は4日間・・・大丈夫かなぁ叫び


 最初の自己紹介で、その不安は現実のものとなりましたドクロ



 とりあえず名前と大学名と、自分はなぜこの講習を受けることになったのかということを言うことになりました。


 ウチの大学の衛星は、大学で開発するにはサイズが大きく、とてもたくさんの企業が各パートを担当しており、私の大学の人が担当するのはごく一部・・・。でもまあ、大学は開発機関じゃなくって研究機関だから、それはそれでいいとは思っているのですが・・・。


 大してT大の衛星は、サイズがとても小さく、ほとんど全てを大学内で作ってしまい、更に関わる学生の人数も半端ないのです。まあ、それはそれであってもよいとも思いますが。



「○○大学のえりも(実際は本名を言った)です。衛星では構造系と調整役や何でも屋をやっています。今回は○○大学でも宇宙用ハンダ付けの技術を持った人員が一人はほしいということで、参加させていただきました。よろしくお願いします。」



 するとT大生から質問が・・・!?



「○○大学は外注衛星で、学生は何もやっていないのに、なんでハンダ付けの技術がいるんですか?」



 なんですと・・・  私に何の恨みがあるのでしょうか・・・


 いや、まあ確かに外注は多いけど、この講習後に何箇所かハンダ付けしましたよ、私・・・



 まあ、メゲずにちゃんと応答して講習が始まりました。



 私は左利きのため、人とはセッティングが間逆なのですが、T大生は全員右利きだから講師のセッティングをそのまますればいいものを、


数名が、私につられて左右グチャグチャになってる・・・Σ(゚д゚;)


 さっきまで私をバカにしていたT大生が・・・プププにひひ


 つられた人は講師に注意され、講習は続きました。講習の間、必死にメモを取る私。同じ部屋には7名のT大生がいるのに、私しかメモっていない・・・あせる


 実習が始まり、必死にメモを見返しながらハンダを実習する私T大生はテキストも見ずにフィーリングで実習。みんな暗記したんだろうなぁ・・・優秀なんだなぁと思っていました。



 4日間、お昼の休憩ももちろん一人ぼっちT大生は集団であちこち食べ歩きの様子でした。それを見兼ねた講師が、最終日にコッソリ「お勧めの店に連れてってあげる」とお昼に誘ってくれました。講師は背の小さい、白髪のヨボヨボのおじいさん。ハンダを付ける手も震えているような方でした。


 きっと、その辺のチェーン店か、ラーメン屋とか和食屋だろうなぁなんて思っていて、連れられたところは・・・


立派なビルの地下のとってもおしゃれなパスタ屋ビックリマーク


 明らかに浮いている私達・・・。講師は明らかに緊張している・・・。でも私に気を使ってくれたのかなぁと思っていましたが。お勧めの店なんでしたよね??そこで講師は


「こういう店、来たことないから、よくわからない」


・・・・( ̄□ ̄;)


 店員はフランス人で、フラ語交じりの日本語のため、聞き取りにくく、でもだいたいリアクションとタイミングで言ってることは予想は付きましたが、おじいちゃん講師は全く理解できていないどころか、メニューを見てもパスタの種類を理解していないナゾの人


 とりあえず講師にメニューを説明して、私が注文関係はして、なんとか食事にありつけました。そこで講師は愚痴り始めました。


「T大生、メモは取らんし、何度注意しても直さんし、もう手に負えない。えりもさんと韓国人の××さんだけですよ、講習のかいがあったのは。」


 講師の先生・・・居酒屋の方がよかったですよねはてなマーク


 そんなこんなで講習は終わりました。シッカリ技術は身について、後々とても役に立ったので受けてよかったですレンチ色々な経験も、時が経てば、甘酸っぱい思い出に変わったりするものですねいちご



 衛星との最後のお別れまで7日。明日は大学から衛星が旅立ってしまいますしょぼん



     日々邁進