うつ病急性期のふり返り | ✿❀eriの日常✿❀三人育児中

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初めての妊娠で、その時の気持ちを残したくてブログを始めました!


今は三人育児に奮闘中です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

全般性不安障害で通院服薬中。

夫が重度のうつ病になり、その経過も書いています。

1ヶ月前、重度のうつ症状が出ている時


夫はあんな事を言っていたなぁ。


と言う事を思い出していました。











「大変な事をしてしまった」

「取り返しがつかない」

「会社は倒産して損害賠償請求される」

「破産して家も家族も失う」

「もう終わった」

「人生詰んだ」



「会社の人も家族も、こんなクズみたいな人間を何で信頼してくれるのか」

「俺のようなクズと結婚してしまって申し訳ない」

「そんな優しくされる資格なんか俺にはない」




ひたすら自分を責め続け


ごめん、ごめんな...と謝り続けていました。



こんな事をいう人では無いので、いよいよ病院にかからなくてはいけないと思った頃でした。




『妄想』がすごく強く出ていました。




病気の妄想の定義は


「事実ではない」ことを、「確信」しており「訂正」がきかない。



というものであり


本当にその通り、会社は潰れていないと伝えても届かず


「いや、絶対に潰れている」



と言っていました。




「俺のせいでたくさん人が死んでいる」

「刑務者に行かないといけない」



というありえない事も、本人にとっては事実でしか無いのだと思うと...



どれほど恐ろしい気持ちだったでしょう悲しい






入院してからは、幻聴の症状も出始め



「こ○すぞ!○ね!って、ずっと聞こえてるからな」


「窓ガラスを割ろうとする声と音が聞こえてる」


「看護師がずっと俺の家族しか知らない事を話してる」


「〇〇(会社名)をずっと隣の部屋の人が言ってる」



と訴えていました。

恐ろしくて、どうしたらいいかわからなくて、面会に行くたびに


「どうしたらいい?」



と私に尋ねていました。




その恐ろしさに耐えかねたのか、混乱からなのか


鍵のかかった柵を越えて病棟の出口から脱出しようとする事が何度もあり



個室に鍵がかけられる、所謂隔離が始まりました。





この隔離が始まってすぐ、


昏迷のような状態になりました。

(勝手に思っているだけなので本当に昏迷かはわかりません)



起きて座っているけど、肩をトントンと叩いても声をかけても反応がなく

口が閉じられなくなっていたので涎が流れてズボンにたまっていて

何かを飲まそうと思っても、ただ舌が左右に動くだけで口を閉じれず飲み込めず。


食べも飲みもできず、反応もない。

あの状態でトイレはどうしていたんだろうと今は思います。



薬も飲む事ができなかったので、この時は電気けいれん療法も検討されていました。




だけど家族がいると食べたり飲んだりできるようになってきて


本来は決まった日以外は食べ物の持ち込みは禁止されているけれど特別に対応して頂き

毎日の差し入れで繋いでいる期間がしばらくありました。




そうして薬も飲めるようになり、徐々に良くなり


日に日に正気を取り戻したように元気になっていきました。







そして今日。

医療保護入院から任意入院に切り替わりましたおねがい





退院も近いです。




油断は大敵ですが、ひとまずは




本当に良かった泣き笑い