何かを得るときには必ず
こちらからも何かを出さなければなりません。
それはお金なのかもしれませんし、時間なのかもしれませんし
もしくは労力なのかもしれません。
このうちの1つだけに注目すると
自分が出すものを少なくできたような気になりますが
他のものが増えただけなので
結局のところ総量では変わりません。
よくある話としては
お金を節約したつもりが普段よりも手間がかかったり
そのものを得るための時間がかかっているパターンです。
こういうときはお金を出したほうが物事が進むスピードが速いのですが
自分が出したものを軽く見ているので
得したと思っているケースがほとんどなのです。
お金を節約しようと考える人は時間と労力を軽視しがちです。
お金に関しては後から取り戻すことが可能です。
けれども労力も時間も取り戻すことができません。
取り戻すことができるものをどうにか節約しようとして
取り戻せないものをだらだらと浪費しているのです。
エネルギーの法則的に
こちらが出すものの総量をどうやったって減らすことはできません。
それならば取り戻せないものではなく
取り戻せるものを出したほうが効率はいいはずです。
自分が欲しいと思ったものを手に入れるために
何を消費しているのか。
自分が望むものを手に入れられないと感じたら
一度考えてみると良いかと思います。
こういったお金にまつわることを
10月に1dayセミナーでお話しします。
27日(金)は残席5名様、28日(土)は残席8名様となっています。
<関連記事>