命式内にお持ちの通変星、十二運星は
その性質をお持ちだから得するということはありませんし
その性質をお持ちだから損するということもありません。
強いて言い換えるならご縁があるものです。
このご縁があるというのは
接触する機会が多いということです。
それぞれの性質の司ることに対して
お持ちでない方よりも体験の機会が多いのです。
たとえば、私は人脈の星である偏財を持っています。
そのせいか小さいころから
見知らぬ方に声をかけられる機会が多かったです。
道を聞かれることも多く、一番古い記憶は小学校１年生（！）のときです。
今でもよく道を聞かれますし
旅行先や迷子になっているときでさえ道を聞かれます。
（迷子のときに道を聞かれたのはこちら▶︎思い込みで迷う【７月・東京】）
海外からの観光客の方からも日本語以外で道を聞かれます（語学は不得手です）
私の迷子癖をご存知の方でしたら
なんでこいつに聞くん？？？となると思いますが
なんかわからないのですが聞きやすそうな顔してるんですかね。
イヤホンしてても聞かれるので。
道を聞かれるだけではなく、身の上話もよくおうかがいします。
バスで近くの席になったご年配の方から
洋服を見に入ったお店の店員さんまで
幅広い年代の方からご愛顧（？）いただいております。
道を聞かれるなどではなく、危ない経験もしています。
４歳くらいのころ、変質者にさらわれそうになったり
（同じマンションに住むお母さんに助けていただきました）
知らない方に飴をもらって怒られたこともあります。
こんな感じで持って生まれた性質というのは
今まで生きてきた中でお持ちのエピソードが多いのです。
人より場数を踏んでいるから
エピソードの少ない方よりもどう対処したらいいかわかります。
ご縁があるというのはこういうことです。
今回は人脈の星である偏財を例にしたので
人にまつわるエピソードが多かったのですが他の性質でも同じです。
他者よりもエピソードが多い部分です。
私の例でも悪い側面があったように
その性質を持っていることとその性質の恩恵を受けられることは
イコールではありません。
むしろ悪い側面ばかり経験して、その性質を閉ざしている方もいらっしゃいます。
私はそれをもったいないなと思います。
悪い経験ばかりだと思っておられたとしても
嫌だと思う体験ではあっても
それはご自身の糧になっているはずです。
お持ちの性質はご縁があるから
他の誰よりも実感を持ってわかります。
わからないと思っていてもお持ちでない方に比べて
潜在的にできる可能性が高いのです。
ご自身がお持ちの性質を必要以上に嫌ったり
否定しないようにしてみてください。
そこから自分にしかできない
財の運気を得ることができるかもしれません。
ご自身の持って生まれた性質についてご興味ある方は
セッションでお伝えしています。
四柱推命の難しい用語が苦手な方には
財を受け取る器を身近なものに例えてお話しするセッションがお勧めです。
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