有形のものであっても無形のものであっても
永久に使えるというものはありません。
期間の長い、短いはあっても
いつかは終わりがやってきます。
個人が持って生まれた宿命はその方の基本設計
言わば人体図みたいなものです。
ここに目があって、ここに腕があって
ここには心臓があって、みたいな。
人の生年月日が変わらないように
この基本設計は変わりません。
ですがセッションを１回受けたら
ずっと使えるかというとそうではありません。
なぜならば、人の状態は常に変わり続けているからです。
なので変わる部分についてはずっと使えないのです。
医療を例にしてみると
私がセッションでお伝えしているのは診察結果や薬や処方せんです。
検査やレントゲン、CTなどは行政支援や支援機関です。
必要と思えばご紹介することもあります。
たとえば風邪で病院で診察を受けたら
そのとき身体に表れている症状で薬をもらいますよね。
そして同じ風邪といっても
熱なのか
鼻水なのか
喉の痛みなのか
もしくは、風邪に似た違う病気なのか
そのどれかによって診察内容や薬が変わってきます。
以前に風邪で病院に行ったときの処方せんや薬が手元にあったとしても
今回の風邪に効くとは限りません。
※ちなみに薬の使用期限はものにもよりますが未開封であれば製造から３〜５年です。
薬の処方せんの有効期限は、発行された日から土日祝日含めて4日間です。
それ以降は自費で発行し直してもらわないとなりません。
私のセッションに当てはめると
診察や薬や処方せんがセッションでお渡しするアドバイスです。
医療の例と同じように
アドバイスもそのときにしか効かないものなのです。
人は日々変わります。
アドバイスを受けて何かの行動を起こしたら
その方の未来はセッションのときに視たものと変わっています。
反対にアドバイスされたことをしなくても未来は変わります。
大きな時間の流れは動いているのに
その方自身は動いていないので
流れに逆らっているような状態になっています。
それと同じようにセッションやメール鑑定のアドバイスは
「その時点」でのアドバイスです。
以前にセッションやメール鑑定を利用してくださった方が
そのアドバイスを大切にしてくださっているというお話を
時々うかがうことがあります。
（大切にしてくださって本当にありがとうございます！！）
けれどもそれはそのときの状況にベストなアドバイスです。
ご自身に変化があれば効かない可能性だってあるのです。
「風邪をひきました！以前と同じ薬ください」
と患者さんが言ったとしても
診察内容も処方せんも薬も
全部変わってくる可能性があります。
※診察を受けてから自己判断で病院に行くのをやめて１ヶ月以上経過した場合は、再診ではなく初診として扱われます。同月内でも病院にかかる元となった病気が治癒と判断された場合は同じ月に初診が２回となることもあります。
「財のレポート」や「財の運気を回すレポート®︎」は
基本の部分では変わりません。
けれども細かいニュアンスが変わったり
どこを優先して使うべきかは変わります。
そしてそれはレポートには書けないのです。
「財のレポート」は人体で言えば骨の部分。
蓄財のための骨格や筋肉や皮膚であって
顔や表情や仕草といった「その人らしさ」と判断される部分ではないのです。
骨格がしっかりしているのは歩くための最低条件です。
でも骨格だけで人は生きてはいけないのです。
変わらないとまでは言えませんが
変わりにくいもの、形を変えても使えるものはあります。
それは「知識」「知恵」です。
私が提供している四柱推命も
基礎部分は先人から長く引き継がれた
「知識」であり「知恵」です。
自分を知ることも、もちろん知識です。
けれども知っているだけでは活用できません。
知って行動をして初めて
活用できたことになります。
宿命は命（自分）が宿った瞬間に決まりますが
運命は命（自分）を運ばなければ何も始まらないのです。
宿命部分を気にするよりも
どうやって自分自身を望むところに運んでいくのか考えたほうが
宿命に思い悩むよりも建設的なのではないかな？と思います。
私の四柱推命講座では
ベーシックからアドバンスの一部は宿命部分を
アドバンス、ビジネス編で運命部分を学びます。
初級編でその方のコアとなる性質や個性の部分を学ぶのですが
占いというと運気を見てほしいという方が多いかと思うんです。
そこをベーシック②として後に回しているのは
自分が整っていれば自然と運気に乗れるからです。
とはいっても知識も知恵も使わなければただのものです。
たくさん自分のために使ってあげてください。
四柱推命講座ではまずは自分自身を幸せにすることを目標にしています。
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