占い師の伊藤 恵利子です。
私にとっての大切な方のお話をします。
10月のある日、ポストに手紙が届きました。
差出人は翠さんの代理の方。
翠さんは曼陀羅を描くアーティストで、
昨年末に亡くなられました。
私は生前の翠さんにお会いしたことがありません。
知り合うきっかけになったのは
幻想まんだらの相方であるソルトさんの
「闘病中の翠さんを助けてほしい」という投稿。
その投稿に賛同し
チャリティ鑑定を行ったことで
私は翠さんと数回メールのやり取りをしました。
とても丁寧なやりとりをする方でした。
そのやりとりは今でも残っていて
読み返したりはしないけれど
残っているという事実に
時々、胸を締め付けられます。
生前の翠さんとの関わりはたったこれだけなのです。
それなのに何故こんなに思い入れを持っているのだろうと
不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
・
・
翠さんがどんなふうに生きてきて
どんなものを見て、
どんなことを考えていたかは
私は直接知ることはありませんでした。
それなのに翠さんのことを思うとき
私は不思議な切なさを覚える。
今こうやってブログを書いていても泣けてきます。
悲しくて泣くというのではなくて
何故だか泣けてくるのです。
翠さんはどんなふうに世界を見ていたのでしょう。
翠さんの遺影を抱くソルトさん（写真はソルトさんからお借りしました）
お二人を知ったのは退職してすぐのころでした。
そのころの私はいろいろなことができなくなって
逃げた自分を責めて責めて責め続けていました。
助けてと言えなかった私には
相方を助けてと素直に言うソルトさんが
とてもうらやましかった。
私がしたくて、できなかったことだったから。
だから、お二人に興味を持って、関わりたいと思いました。
ひょっとしたら、何もできなかった自分が
誰かを助けることができるかもしれない。
そんな思いがあったのかもしれない。
会ったことがない翠さんの存在に助けられたのは
私のほうなのだと思う。
翠さんを助けたつもりで
助けられたのは私のほうだったんだと思う。
ソルトさんの呼びかけがなければ、占いをやめていました。
翠さんがいなければ、占いをしようとは思わなかった。
占いをしていなかったら会えなかった方が、
全国各地にたくさんいらっしゃいます。
ここで動いたことで様々な関わりができ、今の私があります。
・
・
このたび最後の幻想まんだら展で
占うことになりました。
私は占いを通して、
すべての方は光り輝く存在なのだと伝えようと思います。
翠さんが最後に過ごした土地で
翠さんを思いながら。
──────────────────
11月22(金)〜24日(日)
福岡県福岡市箱崎で開催の
【幻想まんだら～生命のうた～】
四柱推命鑑定で出展いたします。
私の出展日は11月24日(日)です。
通常1時間 12,000円の鑑定を
30分 5000円のイベント価格で
ご提供いたします。
福岡での鑑定は初めてとなります。
よろしくお願いいたします。
■事前予約はこちらから
※ご希望のお時間を第2希望までお選びください。
──────────────────
「幻想まんだら〜生命のうた」
【福岡会場】
◇開催日時
2019年11月22日(金)・23日(土)・24日(日)
11:00～17:00
◇会場
ハコビル・ハコ町屋
福岡県福岡市東区箱崎2丁目10-34
JR箱崎駅より徒歩8分
【兵庫会場】
◇開催日時
2019年12月13日(金)・14日(土)・15日(日)
11:00～17:00
◇会場
NPO法人はち古民家拠点ハチノス
兵庫県尼崎市潮江2丁目21-8
JR尼崎駅より徒歩8分
◇両日入場無料
◆ホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/gensoumandara2seimeinouta
◆ブログ
https://ameblo.jp/gensoumandara/
──────────────────