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Time to change clothes~お着替えの時間~

オリジナルのファッション論、人生論、着やせ術、コーディネート術、その他ダイエット&美容に関する情報をコラム形式でお伝えします。さあ、みんなでお着替えしましょうか♡

ヒップと太もものハリとボリューム。
ある人からは太ってると言われ、ある人からはセクシーと言われたこの体型が受け入れられなかった私。
人間とは大抵無い物ねだりなものですが、私もまた外れることなく、ペッタンコのお尻と、折れそうなほど細い足に憧れていました。
1日1200kcalの食事、2リットルの水、1時間以上の半身浴、ダンスやランニングなどの運動。ダイエットをしていない時がなかったと言えるほど痩せようという気持ちに縛られていました。

どうしてもXSやSサイズを着たいという気持ちが消えなかった私は、上半身XS、下半身はSと服のサイズを決めていました。これで入らなければ買わないのです。

その日の私は、新しく買ったデニムのショートパンツを履いてショッピングに出かけました。
Sサイズのショートパンツをはくことをまるで1つのステータスのように感じていた20才。
ファスナーが上がればそれで満足だったのですね。
しかし楽しいショッピングは目的地についてまもなく終了してしまいます。
後ろを歩く弟から衝撃的かつ辛辣な一言が放たれたのです。

「尻、はみ出てる。」

その時、怒りと羞恥心が混ざったような複雑な気持ちと、Sサイズを着ているのに太っている扱いを受けることへの疑問を抱いたのを今でもはっきりと覚えています。

なにをあんなに拘っていたのか…。
今にして思えば、
自分に自信がなかったからだとか、人間的に未成熟だったからだとか、いろいろと原因は思い当たるのですが当時はとにかく必死だったのですよね。

私に似合うのがボディコンワンピースだということに気がついたのはそのあと間もなくしてですが、今私のワードローブからピチピチのショートパンツは姿を消しました。
どうしても着たかったショートパンツは、冷静になれば私のファッションスタイルには決して必要なものではありませんでした。

今でも、嬉しいことに「痩せてるね」「スタイルいいね」といった言葉をかけてもらう機会があります。
実際の体重は20歳の時に比べて6キロも増えてしまっているのですよ。
それでも、むしろ痩せていたときよりも、その機会は増えたかもしれません。

ココの格言です。
「Don't spend time beating on a wall, hoping to transform it into a door./ Coco Chanel」
(扉に変わるという、勝手な希望にとらわれて、壁を叩き続けてはいけないわ。)

体重が減れば綺麗になるという勝手な希望に拘らず、あなたを美しくする扉を見つけましょう。
こだわりを捨ててコンプレックスをも強みに変えていく、その勇気と覚悟を持つことで得られる、新しいあなたの人生もあるのですよ。

さあ、お着替えしましょうか♡