カナディアン・ロッキーを旅する上でかならず目にするのが氷河。この辺り一帯には、コロンビア氷原があり、その広さは東京都23区の約半分強、厚みは350m程度あるそうです。

もっとも有名なのが、Banff National ParkとJasper National Parkの境界あたりにあるアサバスカ氷河(Athabasca Glacier)。氷河とは、万年雪が圧縮され、氷状になったもので、実際川のようにゆっくり動いているそうです。

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氷河に行くと、実際に氷河が割れている音が聞こえました。過去に氷河の裂け目に転落し、亡くなってしまった方もいるそうで、恐ろしいです。また、転落したものの、氷河の下で流れている川に流され、無事生き延びた方もいるそうで、まさに奇跡としかいいようがありません。

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こちらは、Crowfoot氷河。かつては、氷河が、カラスの足のように3本に分かれていたようですが、長年の氷河の後退により、2本になってしまったそうです。

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こちらは、Jasper近郊のAngel氷河。天使が翼を広げたように見えることから、この名前がついたそうです。簡単なトレイルを歩くと見ることができます。

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このトレイルを歩いているとグリズリーベアを見たとの目撃情報を聞き、緊張しながら歩きましたが、結局、熊は去った後でした。熊の掘った穴を見ることができました。

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Angel氷河では、小さな氷河湖も見ることができます。水の上に氷が浮かんでいる様は、いわゆる氷河のイメージでした。少し食べてみましたが、全く味はしませんでした。

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それぞれの氷河を見るにつけ、この100年あまりで確実に氷河が後退、縮小した様を確認することができました。地球は1550年~1850年程度までは小氷期にあったそうですが、その後、温暖化傾向が続き、氷河の後退に至っているようです。地球のサイクルも関連しているので、一概に温暖化現象のせいとばかりは言えないようにも思いますが、後退を加速させている可能性はあります。温室効果ガスの影響かどうかは置いておいても、我々が飲料水を依存する氷河が確実に後退している事は事実だと思うので、このままのペースで小さくなったら、将来はどうなるのだろうと心配になりました。