シエラ山脈の東側にあるDevils Postpile National Monumentに行ってきました。場所はスキーリゾートで有名なMammoth Lakesのすぐ近くで、ゴンドラ乗り場近くからシャトルバスでNational Monumentへ向かいます。
この公園の見どころは、何よりこの垂直にそそりたつ岩の柱群。いくつもの岩の柱がびっしり立っています。

この岩の柱を上から見ると、この通り、綺麗な六角形の形をしています。これだけ見ると誰かが敷石を詰めたかのように見えます。

この岩が出来たのが10万年前。溶岩が冷えて岩になったのですが、冷える過程で岩の間に亀裂が生じ、最終的にお互いの力が安定する正六角形状の亀裂に収れんしていったとのこと。こうした柱状節理は、日本でも見られるそうですが、アメリカでは、ワイオミング州にあるDevils Towerが有名だそうです。
自然界では、ハチの巣をはじめとし、トンボの複眼、カメの甲羅等もこうしたハニカム構造をもっており、自然のシンプルで美しい摂理には感動を覚えます。
Delvis Postpileは、柱状節理以外にも見所があります。何よりシエラネバダ山脈の東側という事で、自然は豊富。ハイキングもコースもたくさんあります。山歩きの途中、シカの親子に遭遇することができました。

自分たちはDevlis Postpileを見た後、そのままトレイルを進み、Rainbow Fallまで歩きました。その名のごとく、滝の前には虹がかかっていました。到着後しばらくして、天気が崩れ虹が消えてしまったので、何とか間に合うことができ、とてもついていました。

滝壺近くまで階段で下りることもできます。シャワーを浴びているようでした。

このDevils Postpile National MonumentはかつてYosemite National Parkの一部だったそうです。しかし、鉱山開発を進めたい企業のロビー活動の結果、Yosemiteからは外され、開発の手が伸びました。このRainbow Fallが流れる川に、鉱山開発で使用する電力目的で水力発電を作る計画まで進められ、柱状節理も開発用資材を確保するために壊される危険にさらされたそうです。しかし、個人や環境団体の保護活動が実り、 National Monumentの指定を勝ち取ることができ、現在に至るとのこと。今年は、National Monumentになってから、ちょうど100年目にあたる節目の年です。
他にも見たい場所はあったのですが、大勢の観光客と少ないシャトルバスの関係で早めに公園を後にすることにしました。