空港の本屋さんで何となく買った本"Delivering Happiness "が非常に面白かったです。

著者は、靴のオンライン最大手Zappos の創業者Tony Hsieh氏。ここHendersonに本社があり、2012年にはダウンタウンに本社を移す予定の企業です。

ラスベガスレポート

オンラインで靴を買ったことがないので、この企業については、I-15沿いにある看板と09年にAmazon.comが9億ドル近くで買収したこと程度しか知らなかったのですが、この本のおかげでZapposという会社についてかなり興味がわきました。

創業者は、オラクルに就職後、一つ目に起業をMicrofostに売却し、その時点で数十億円を手にしました。結局、2つ 目のZapposではそれ以上の利益を上げたわけですが、Zapposの経営が苦しい時期に、一つ目の会社で手にした財産を半ば失いかけるなど、決して順風満帆だったわけではないことが分かります。

また、企業文化、風土を最重要視し、顧客サービスはその結果としてついてくるという考え方は非常に新鮮でした。先日もFortuneにて働きがいのある企業6位に選ばれています。

Amazonへの売却も、むしろ現在の経営スタイルを継続するために、ベンチャーキャピタルからAmazonに投資家を乗り換えたというのが実際のところのようです。ディールも株式交換によるものでした。Zapposは、現在もHsiesh氏の経営の下、Amazonとは別のEntityとして従来からの経営スタイルを続けています。

著者は、ゴーストライターを使わず、できるだけ話し言葉で書こうとしており、文章も読みやすいです。これはヒットな本でした。