今日、定例のUNLV経済予測セミナーに参加してきました。毎回カジノホテルで開催されていて、前回はM Resort、今回はVenetianでした。


ラスベガスレポート

予想通り、ほとんど良い材料のない内容でした。


住宅価格は、87年からの価格上昇のトレンドラインをはるかに下回る水準。担保割れしている住宅ローンの比率は圧倒的な全米一。2012年までに、リセットを向かえる住宅ローンがまだまだあるようです。過剰在庫の解消にはまだ時間を要するようですが、唯一の明るい材料は、購入指数がかなり高くなっており、住宅に割安感がある点くらいでした。キャッシュを持っている人には良い買い時でしょうね。


雇用もダメ。成長期に雇用の伸びを牽引してきたホスピタリティと建設分野の雇用は大きく失われ、失業率は全米でも高水準。X軸に各州の失業率、Y軸にローン延滞率をとった資料がありましたが、ネバダとフロリダが右上のところに突出していました。


西部で言えば、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナがバブルに踊り、その後に苦しむ州としてよく取り出されますが、景気の回復については、ネバダは、その他2州に遅行。やはり、産業の多様化が進んでいない事や、人々の裁量支出に依存した経済の弱みが出た格好です。


そうは言いつつ、さすがに2011年は回復基調の予想になっていました。ただ、2011年も雇用の伸びは対前年比+0.5%、住宅着工許可数+1.5%、ギャンブル収入+1.2%、観光客数+2.0%など、かなりゆっくりした回復となるとの事です。


明るくない内容と共に、とにかく会場が寒くてこまりました。来年はセーターを持っていこうかと思います。