先日、以前から観たいと思っていた"Besieged Fortress(邦題:バグズワールド )」のDVDを見つけたので、借りてみました。2006年のフランスのドキュメンタリーで、日本では08年くらいに上映されたのではないかと思います。


この映画の主役は、アリ。ボロスコープという特殊カメラを使って、アフリカのオオキノコシロアリとサスライアリの戦いを撮影したドキュメンタリー。これ一体どうやって撮影したんだろう?という驚異の映像にあふれた映画です。


王と女王アリのみが生殖機能を持ち、そのほか何百万匹の働きアリや兵隊アリは、コロニーを守り、王と女王の世話し、幼虫に餌を与える役割に徹する構造が本当に不思議です。また、同じアリでも、キノコを栽培する大シロアリに対し、小動物さえも襲ってしまうサスライアリの獰猛さには全く参ります。


アリのアップをひたすら見続けることになるので、やや抵抗がある方もいるかもしれませんが、しばらくすると慣れてしまうもの。自然界で繰り広げられる驚異の世界は、アバターなんぞ所詮つくりものと思わされました。家の中で発見されようものなら途端に攻撃の対象となってしまうアリですが、彼らも子孫繁栄のため一生懸命生きているのが、よく分かる映画です。