安心感ある社内LANにしていくこと | もうひとつの場所と自分

安心感ある社内LANにしていくこと

会社の皆さんが必ずといっていいくらい意識せずに使っているインターネットやファイルサーバー上でのデータのやり取り。その通信で欠かせない"ハブ"となっている基幹スイッチの切替と冗長化を先週末に実施しました。これまで利用していた機器の老朽化のリプレイスという目的もあるのですが、何よりも


「ここが壊れたりトラブルを起きると、社内全体の業務が止まってしまう」


というレッドカードを突きつけられている状況を何とか解決したいということで上げてた改善プロジェクトです。ただ、このプロジェクトは失敗が許されません。だって、イコール"会社の業務が止まる"に等しいからです。そんなこともあって、なかなか状況を変えることができず、歴代腫れ物に触るべからず的にずるずると不安何だけど見守っていたのでした。ですが、満を持して今回遂行したということです。「やるしかない!」的な。


もうひとつの場所と自分-配線概要


また、機器だけじゃないです。回線部分にも今回改善策を施しました。渋谷の拠点がデータセンター含めて4拠点。その通信をつかさどる回線はもともとバックアップをあわせた二重化の回線を持っています。でも、そのバックアップが物足りなかったんです。構築した当初はそれでも良かったんだと思います。社員数も今の何分の一の世界だったし、取り扱う通信量も今と比べればたいしたことなかったんだと思います。


でも、今となってはもし主回線でトラブルがあるとバックアップ回線に切り替わったとしても、果たして今の通信量に耐えられるのか?・・・だめでしょう的な予測があったのと、現に以前メンテ時に実験してもその予測は正しいという結論もあり、何とかせねば!という状況になってました。その状態を知ってから1年ちょっと。こちらもようやく改善できたことになります。


・・・


普段普通に使っていることが、普通に使えなくなる。


そんな、いつ起こってもおかしくない状態を抱えながら不安でならなかった状況を先週末解消しました。まぁ、これによって急にアクセスが速くなったとか目に見えるものではないから、普段何気に意識せず使っている人にとっては何も変化はありません。見えないシゴトなのでぱっと見インパクトはないですけど、


「あ、そういえば最近社内LANトラブルとかあまりないなぁ・・・」


と思っていただけるのが、一番の成果であり、ぼくへのご褒美でございます。インフラNon Stopを目指してレッドカードが突きつけられているほかの部分もまだいくつかあるのでひとつひとつ安心感を作っていきます。


今回ご協力いただきましたベンダーの皆様、ありがとうございました!