劇場版「ハゲタカ」
待ちに待った劇場版「ハゲタカ」を観てきました@六本木ヒルズにて。久しぶり。レイトショー時間とはいえ、公開初日ってこともあり深夜なのにお客さん結構いました。
# 映画「ハゲタカ」
経済発展で著しい中国の"国営"ファンド、リーマンブラザーズの経営破たんから始まった世界的金融危機、派遣切り、自動車メーカーの経営不振と、リアルタイムでも起こっている数々の出来事がそのままドラマの中で展開するので、フィクションとはいえとても身近に感じられる内容です。
それもそのはず。この映画の撮影中に起こった金融危機の影響で、脚本が変えられたりしたそうで、"今"を題材にしたリアルなドラマに仕上げているんだとか。サスガです。カメラワークや佐藤直紀さんの緊迫した音楽がさらに輪をかけてかっこいい。
映画セットも凝りに凝っている。パンフレットにその話が載ってます。アカマ自動車会社案内、しっかりと社長の挨拶から企業理念まで掲載されているってところとか。東洋テレビのマスコットキャラクターまであったり。鷲津ファンドのオリジナルレポート用紙もあったり。こだわりが伝わります。
で、鷲津政彦の愛用の靴が"スコッチグレイン"だということ。じつはぼくもスコッチグレイン愛用してたりします。なんか意味なくうれしくなっちゃいます。
マネーゲームに勝ってもそれが人生の勝者とは限らないし、金をたくさん稼いだのが勝者ともいえない。テレビドラマのときも今回の劇場版でも同じ。
「金をめぐって人が働くことの意義は何なのか」
を考えさせてくれます。
金を武器にして金じゃない何かをそれぞれの立場で守りながら戦うから、どちらが悪で正義なのかというテーマにはならない。リアルな経済で実際に起こっているであろうからなおさらいろいろと考えたり議論したくなる内容になっていると思います。テーマソング「Riches I hold in light esteem」(富は問題にならぬ)っていうところがまさにってところでしょうかね。ちなみにこの曲iTunesでダウンロードできるので購入しちゃいました!(はまりすぎ)
# ハゲタカオリジナルサウンドトラック
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=317306407&s=143462
NHKとしては今回初めてのテレビドラマからの映画化ということで、かなり気合の入った作品に仕上がってます。初の映画化っていうのにちょっと意外でしたが。
ちなみに、なんとなく最後まで見てて感じたのはたぶん続編があるんじゃないかなぁと。アカマGT乗り回しているところとか(謎)。そういう伏線があったりなかったり・・・。
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そうそう、ばら撒かれたウン百万円ものお金を拾うシーンがあります。
ホンモノの万札だそうです。演技とはいえ迫力ありました。
