ブ太郎話その1。 | 働きアリのブログ

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働いても働いても遊べません

別に自分は、優秀な社員じゃないし、どっちかってぇと、さぼっちゃうほうが好きなダメOLだ。


ただ、若い時に居た会社で「仕事の報酬は仕事」という言葉をもらい、「働きアリ」の人生を歩むこととなってしまった。

今だって、過去だって決して「清廉潔白」な人じゃなかったし、これからだって、「ずるい」「ダメ」「できない」の三拍子でやっていくんだと思うよ。



なにをいきなり。
知ってるよ。

ええ。ええ。その通りですけれど。



上司の裏切りも部下の脱走も、他社の出し抜きも、かませ犬になったことも、ええ、酷い目に散々会いましたが、同僚の裏切りほど痛かったものはありません。

いくつかあるんですが、その中でもこいつとは人生において、二度と仕事をしたくないってメガトン級のものをお話しします。


とある、ソフトハウスで7・80人位のSEを抱えるいわゆる孫請け中小のところに居たときのこと。
請負仕事でゴリゴリPG書いてたときです。
前のプロジェクトが大規模だったんで、次までの間、何かメンバーでやりたいと専務に申し出ていました。


「アリ、今度はリーダーを育ててよ」専務からお声が係りました。


中途採用で来たものをかき集めて、小さなチームを組みました。
約束通り、今回、私はメンバーで(笑)


5人しか居ないメンバーの一番歳かさの奴が、リーダーでした。
どっかでやってきたんだろうが、話しの要領得ないし、歳の割には、経験少なそうだし、なんか嫌な予感してたんだよね。
こいつが客先と話してきた内容がどーも、変。ブ太郎(仮名)としましょう。そのリーダーを。
他、4人はまぁ、そこそこ、素人じゃないし、ただ、仕様がブ太郎経由で伝わるので、イマイチ、呑み込めないでいました。

ものはCORBA 。2000年にCORBなんで、そこそこ新しいもんではあったかもしれません。
でも、まー、所詮、道具ですから、TK80 育ちの私にとっちゃ、屁でした。

(ここ、自慢です。おほほほ)


4月に始めた仕事はそう、丁度、今頃、ピークに向かいつつありました。
所詮、孫請け仕事ですから、仕様からコーディング、単体終えたところで、統合テストは、一次請けが客先でやるんだろーみたいな、適当な仕事でした。


そろそろ、
「GWどーする?」
なんて言葉が社内で挨拶になってきました。


だって、休みを先に宣言しないと、自分が休めなくなりますもんね。

「GWは29から10まで休むから」誰よりも早く、ブ太郎がそう宣言しました。
んーでも、この仕事、エンドは5末よ。


それまでに電文のテストパターンもらって来れるんだよね?


「どーする?」
残りの4人が顔を合わせますが、まー、ブ太郎がそう言うなら、仕方ないか。

普通、リーダーはそういうことしないけどね。



GWの間の客とのやりとりは残りで対応するしかありません。

フンふん鼻歌交じりのブ太郎が退室すると、メンバーでカレンダ―を引っ張り出し、スケジュールの詰め直しをしました。リーダーいらないよね。



結果。

27日までには、相互リンクまで行えること。

ブ太郎が休みだす前までに、少なくともうちのチームが担当する部分は動くまでにし、後はBUG潰しを行えるようにすること。

そうしないと、このプロジェクト終りませんもの。


「終ったら、皆でGW分の休暇を取ろう!」それを相言葉にしました。

リーダーひどいと、メンバーの結束がかたくなる、典型パターンね。


ブ太郎以外の結束は堅いものとなりました。

その日の帰り道、専務に声をかけられました。


「アリ、ブ太郎どう?」
ブ太郎さんはどっかでリーダーやってたんですか?」


ソフトハウスじゃ、お互い、前職を知らないから。あの歳だ、どっかで役職を務めていたのかもしれないし。


「初めてさ。知ってるでしょ?あいつ、いい加減だからさ」

いい加減は知ってるよ。あんた、いい加減な奴をリーダーに据えたんか?

「知りませんよぉー。ずるいなー」

「アリ、頼むよ。育ててやってくれ」


「頼まないでくださいよ」
育て直しなら、アンタ達役員が責任を持ってやってください。
そうでなければ、ブ太郎氏の御母堂にお願いしてくださいな。


25日になりました。
「じゃー、今日の日付のディレクトリにPG入れて。ビルドするから」


さて、コンパイルです。

お互い、プロです。ですよね??




新人の子は居ないし、4月頭から今までそれぞれやってきたんだから、まさか、コンパイルエラーはないよね?コーディング規約だってきっちり作ったんだし。


そういえば、やたらブ太郎氏はネーミング規約にうるさい奴でした。
ヒステリックな位にね。変な奴だな・・・なんて思っていました。


つ・・つづく(笑)