私が止め処なく話している間、にま。は無言だった。

でも、私から目を逸らす事はしなくて。




やっと話し終わった後

私は不思議と泣かなかった。

むしろ笑っていた。

私は昔からの癖で何かを隠すとき笑う癖があるから。



「…。」


「…。」








「それでも、えれた。ちゃんはイイコだよ。全然引かない。」





私の笑顔が引きつる。



なんでそんなこというんだろう。




にま。は本当に何てことない顔してた。


「むしろ、えれた。ちゃんは悪くないよ。」


「そんなことないです。私がちゃんとしてればあんなことにならなかったんですから。」





そうしたら、



にま。が…



「俺に出来ることはこんなことしかしてあげれないけど…。」  って



言って



私を引き寄せて



抱きしめてくれた。


とてもびっくりした。にま。の温かさにもびっくりした。

人ってこんなに温かかったっけ…。


「えれた。ちゃんは頑張ったんだね。悪くない。」


私は何も言えなくて、ただただ泣いてた。



私が泣き止んで落ち着いたとき、我に返る。

にま。の腕に抱かれながら


「そう言えば、お互い彼氏彼女いる身分なのに何やってるんでしょうね(笑)」

「本当だ。可笑しいね(笑)」


って言っておきながらずーっと抱き合っていた。きっと結構な時間が経っていたと思う。



「実は…」


「実は、私は、にま。さんと会うまで一週間ずーっと胸がドキドキしてたんです。」


すると、にま。も


「なんだよー…俺だけじゃなかったんだ…。」


と、抱きしめ返してくれた。

不思議な感覚。彼氏の事はちゃんと好きなのに…。



それからは外でずーっと抱き合っていた。


人生で初めてだった。抱き合うだけで夜が明けたのは。

そして、人生で一番蚊に刺されただろう。



その日は、名残惜しかったけども新聞配達の人が活動する時間まで抱き合ってそれから帰った。

ずーっと立っていたせいか翌日ひどい筋肉痛になった。


にま。と会えるのは、また一週間後。イベントの前日だ。



それからは、また何事もなく彼氏との関係も続く






はずだった。




「別れよう。」




私の口からふいにそんな言葉が出たんだ。


=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=/=


なるたけ、一日一回は更新していきたいと思ってますが!!

やる気につながるのは、皆様の生温いコメントとペタです!

えれた。ハッスルします!

(*´ω`)/ ヨロチクビ

ペタしてね

「じゃあ、一週間後頑張ろうねー!」


「俺もそろそろ眠くなってきたから帰るわ~!」


「お疲れ様ですー!」


リハはやっていた仲間が一人減り二人減り…

とうとう、にま。と二人っきりになってしまった。


「そういえば、えれたちゃんこの前話したCD持ってきたんだけど、車の中で聞く?時間大丈夫?」


にま。から会う前にメールで良い曲があると聞いていた。

私は少しでも、にま。に近づきたい…。

私は、にま。に車に乗り込んで歌を聞かせてもらった。



その曲は、人間から虐げられていた黒猫のお話

ある日、絵描きが拾い上げるんだけど黒猫はそのぬくもりが信じられなくて

絵描きを引っ掻いて逃げ出すんだけど、絵描きはそれでもついてきて…


最後には黒猫は絵描きに名前をつけてもらって信じた頃に…


BUMP OF CHICKENの曲だった。



私はその曲を聴いて号泣して


「凄いいい曲なんですね。」


「でしょ、もう泣けるんだよね。」


この曲の最初の歌詞で


孤独には慣れていた 寧ろ望んでいた
誰かを思いやる事なんて 煩わしくて

が、私に突き刺さった。


こんな日々が私にもあったから。



そして…またこんな日々がまた始まるのかな…。



それから、にま。とまた時間を忘れて話をした。


お互いの


恋愛の価値観。

過去に経験した恋愛話。


中でも、にま。は振ったことが無くていつも振られてるらしい。

本当に一途で…貢いでも信じて裏切られて…それでも信じて。


きっと、にま。は優しすぎるからなんだろう。


「そうなんだよね。俺って女の子ダメにしちゃうのかな…」


「多分(笑) きっと、にま。さんは優しすぎるからダメなんじゃないですか?」


「ああーそうなのかもー…でもさぁぁ…。」


にま。がうな垂れながら


「その時、その時の瞬間しかないわけじゃない。その子と一緒にいれるのは。だから優しくしちゃうんだよね。」


気持ちはわかる。…けど優しくするだけじゃ上手くいかないことも、にま。も判ってる。

どうすることもできないんだろう。


「見境ないわけじゃないんだよ。彼女だけなの。彼女になる人だけなの。」


「まぁ、そうですよね。それじゃただの変態ですもんね。」


「俺は変態だけどね。」


「エロい方向のね(笑)」


なんてアホなこと言い合っていたらまた前回と同じように時間があっという間に過ぎてしまった。

私は今回は自分の車で来ていたので、そろそろ…というようにお別れすることにした。


すると、にま。はすぐ近くだけども車まで送るよ。と言ってくれた。

「近くだけど、深夜だから少しの距離でも何かあったら困るからさ。」


私と、にま。は車から降りてすぐ近くの私の車まで。


すると、にま。が


「でも、本当にえれたちゃんはイイコだね。」


「あはは。そんなことないですよ。」


だって…私は今まで誇れない恋愛もしてきた…

親にいえない隠し事もある…


「にま。さんが思ってるほど…私…。」


車の側まで来てしまった。


私は、にま。が思うようないい女じゃない。



とっても黒くて汚れているんだ…。



「じゃあ!!また…」


私が車に乗り込もうとした時に、にま。が私に、


「…俺、何を言われても引かないよ。それでもえれた。ちゃんはイイコだって言ってやる。」




…私は気付いたら自分の車のドアを閉めていた。


この人なら私の黒い部分を受け止めてくれるかもしれない…。


受け止めてくれなかったら私は、にま。の事なんて忘れられるかもしれない。


今、こうして胸を締め付けている何かから開放されるかもしれない。


「あのねっっ…」


私は、過去の嫌な出来事をにま。に打ち明けていた。


今だから笑い話にできるお話…。

笑えないけど。

ここでも、今も書けないけど。




にま。




お願いだから私に失望してほしい。



汚いね。って



言って?





私に人を好きになる資格なんてないってまた思わせて…。




 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+


徐々に更新してきます!


ぺたっとしてくれたり、コメントなど頂ければ


えれた。ごっくんします(はぁと

(*´ω`)/ ヨロチクビ

ペタしてね

踊りのイベントの一週間前、リハーサルをした。

そこには、にま。だけではなくイベントに出る仲間が揃っていた。





でも、私には貴方しか見えなくて。





「なに?えれた。ちゃん緊張してるの??」


「だってーあんまり練習してないんですよ…。」


にま。は私の頭をポンポンって叩いて、


「だいじょうぶ。」


と言った。


その一言で私は舞い上がってしまう。


にま。の視線が気になる。…まっすぐ見れない。


にま。の声が気になる。


にま。の演舞に…見とれてしまう。



でもね、でもね、にま。は誰にでも優しいんだよ。

そして私には彼氏がいるんだよ。




「えれた。ちゃん寒くない?」


にま。は考え込んでいる私に気付いて声を掛けてくれた。


「あ、大丈夫です。気にしないでください。」


「汗かくと体温奪われちゃうからさ、これ汗臭いだろうけど…」


と、自分が着ていた上着を掛けてくれた。


「あ……ありがとうございます。」




…やめて。




…これ以上。




貴方の優しさを見つけてしまうと。


深みへ堕ちてゆく。


にま。の上着はほのかに男の匂いと香水の匂いがした。



その匂いに包まれて私はそれだけでも幸せだった。

むしろそれだけでよかった。


これ以上何を期待する。

にま。は皆に優しい。勘違いするんでないよ…。


第一、、、


にま。には彼女がいるじゃない……。


これ以上望んでしまうと罰が下る。


だから、やめて。もうにま。の優しさなんていらない…。





私は…消えてなくなりたい…。



*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


頑張って更新していきます!

ぺたっとコメントとかしてくれると


えれた。襲います!

(*´ω`)/ ヨロチクビ

ペタしてね