ミドリムシ置いてました

ミドリムシ置いてました

ミドリムシを置いてましたが今は文章置いてます。


アメリカと日本のハーフの微生物が徘徊しております。踏まぬようご注意を。

出現頻度がなんか低いよ。なんせミドリムシですから。

二重人格なおっさんと足の裏に黒子があるおじさんを戸籍に入れたい今日この頃。

冬が怖いよ。セーラー服ってスースーするからものっそい寒い

毎日腹筋が超振動してます。学校で( ´∀`)

まあ、そんなブログよ。ちなみに3周年おめれと!


Amebaでブログを始めよう!

TOVアレシュでアナ/と雪の/女王 パロ。
続き物になりそうな予感。とりあえず書きたいところを。



「ねえねえ、アレクセイ!おきて!」
「……うるさい。何時だと思っているの?僕は眠いんだ」

天蓋付きのベッドで寝ていた少年アレクセイは、自分に馬乗りしているまだ舌足らずな少年をベッド下へと払い落とした。

「ぶうーだ。アレクセイのいけず。……あっ!」

ベッド上の少年より幼い彼は、ほっぺたを膨らませたあと何かを思いついてベッドによじ登って、アレクセイの耳元に小声で言った。

「ねえ、ゆきだるまをつくらない?」


ベッドの中の眠れる王子は、その言葉に子どもらしくいたずらに笑った。




シュヴァーンと雪の王




城の大広間に鳴り響く子どもたちの声は、二つ。
この国、アレンデール王国の王子、アレクセイ。
王家と親しい関係を持つ貴族の子で王子の幼なじみ、ダミュロン。
王子アレクセイにはとある秘密があった。

「ねえ、ねえ、はやくまほうをみせて!」
「いいぞ!」

アレクセイの閉じた掌の内側から、青くて白い光が漏れでた。
その手を勢い良く上に振り上げる。
そうすると、辺りに光が舞った。
そう、雪だ。

「わあ!つぎはゆきだるま!ゆきだるまだよ!はやくはやく!」
「いい子にしないと、雪だるまは作らないよ?」
「……はい!だみゅろんは、いいこです!」

ぴしっときょうつけ、の姿勢をとるダミュロン。

「それでこそ僕の従者の姿だ!さあ、作るぞ!」

演技かかったように声をあげて、アレクセイは雪だるまを作りだした。
その雪だるまの姿は、ダミュロンに瓜二つだった。

「すごいすごい、アレクセイ!ぼくそっくり!なんてなまえ?」
「やあ、俺はシュヴァーン!ハグしてよ!」

アレクセイは雪だるま---シュヴァーンの後ろにまわって、声を裏返して道化のように振る舞った。

「あっはは!ぼくそんなこといわない!ふふふ!」

きゃっきゃっと広間で遊ぶアレクセイとシュヴァーン。
どんどん楽しくなってアレクセイは雪山や雪の滑り台を作った。
いくつも作り出された雪山を飛び移るダミュロン。

「ぼくはとりだ!どこまでもとべるんだよ~!アレクセイもっともっと!わあい!」
「ダミュロン、もっとゆっくり飛んで!」

次々と鳥のように飛び移るダミュロンの足元にはもう雪山はない。
落ちないようにアレクセイは焦りながら落下点になるであろう場所に雪山を作る。

「ダミュロン!止まって!」

アレクセイの魔法はもうダミュロンに追いつけなくて、ついに、

「ああっ!ダミュロン!」

焦りすぎてアレクセイは魔法をダミュロンに当ててしまった。
アレクセイは駆け寄ってダミュロンを抱き起こした。

「ダミュロン!ダミュロン!……っ、冷たい」

ダミュロンの心臓のある場所から氷が突き出ていた。
心臓に刺さった氷から、どんどん身体中に氷が広がっていく。

「やだやだ!やだよダミュロン!起きて!!」

「何の騒ぎだ!」

大広間の扉が大きな音と共に開かれた。

「父上!母上!ダミュロンが、冷たくなって!ダミュロンが!!」

顔をしかめてアレクセイの赤い目からぼろぼろと涙が溢れる。

「これは……!早くダミュロンを暖かい場所に!」
「はい!アレクセイ、あなたも来なさい!」

父、アレンデール国王の腕の中のダミュロンは、子どもらしからぬ紫の唇をしていて、氷の彫像のように冷えきっていた。
その姿はまるで、先ほどアレクセイの作った雪だるまのようで。まるで、屍のようで。



「……アレクセイには酷すぎるわ。こんなの、あの子には」
「わかっている」

ダミュロンは死んだ。
どんなに暖めても、身体に刺さった氷が溶けることもなく、ダミュロンの心臓は動きを止めた。
為す術もなかったのだ。

「アレクセイ、入りなさい」

勢い良くアレクセイは部屋の中に入ると、間髪入れずに、

「ダミュロンは!?」

と両親に訴えでた。

「アレクセイ、こちらに来なさい」

王妃が呼びかける。
王妃に膝枕をしているダミュロンは、眠っているようにしか見えなかった。

「聞きなさい。これからダミュロンを目覚めさせる。さあアレクセイ、目を瞑りなさい」

王はアレクセイの目蓋に指をあて閉じさせる。

「ちちうえ……?」

アレクセイの身体が崩れ落ちた。床に倒れる前に抱きとめる。

「これで、いいのだ」

部屋の暖炉の揺らめく炎だけが、その様子を見ていた。





「暇だなあ」

アレクセイはベッドに腰掛け、足をぶらぶらとさせながら呟いた。

「父上も遊んでくれないし、母上は街の視察でいないし。友だちもいないし」

アレクセイは今まで友だちを作ったことがなかった。同年代、もしくは近しい年齢の子どもは周りにいなかった。アレクセイはそう記憶している。まだ六つの年でも、記憶力は抜群で、家庭教師に褒められてもいた。

「……寂しいな。友だちがほしい。僕の友だち。僕の従者。……そうだ、作ればいいんだ」

ベッドから飛び降りて、床に座り込んで、雪の魔法を使う。
すらすら、と雪の小山ができていった。

「……できた!」

雪だるまができていた。小さな男の子の雪だるまだ。
目蓋が震えて、ぱっちりと雪でできている目を開いた。

「きみはだれ?」

「僕はアレクセイ!アレンデール王国の王子だ!君の名前は、シュヴァーンだよ!」

じいっとアレクセイのうさぎのような目を見つめる。
そしてにっこりと笑った。

「やあ、俺はシュヴァーン!ハグしてよ!」




テイルズオブヴェスペリア から、エステルとラピードのお話。

ヘリオードでベリウスを死なせてしまったあとの夜のことです。

※ラピードの一人称を「俺」としています。




彼女は俯いて立っているかとおもいきや、真っ直ぐ前を向いて立っていた。
今にも泣きそうに震えているかとおもいきや、じり、と足に力を入れ仁王立ちしているようにも見えた。

場違いというか、シチュエーション違いというか。今の彼女の立場なら消沈していてもおかしくないだろうに。
俺はいつもの癖と少々の心配があって、ゆっくりと四本足で近づいた。



煩い



欠けている月が見える夜の帳、さらさらと草木が揺れている。
ユーリたちが野宿するテントから少し離れたところに彼女は立っていた。
今の彼女には一人で考える時間も必要だろうが……ユーリの気性が移ったのか、心配になったので彼女の横に距離をとって座った。


「ラピード」


彼女はいつものように俺を触ろうとしなかった。
まあ、愚痴なら、聞いてやろう。俺は横目で彼女と目を合わすことで促した。



「来てくれたのがラピードで、よかったです。もしユーリだったら、うまくわたしを宥めて、解決してしまうでしょうから」


ユーリは兄貴分だからな。
あいつはそういうのがうまい。


「満月の子。本にも載っていませんでしたし、わたしがそんな存在だったなんて知りもしませんでした。
……フェローの言った、忌まわしき世界の毒。現にわたしの治癒術は毒でした。ベリウスを治そうとしたらとどめを刺してしまいました。
でもユーリたちはわたしの治癒術で何度も救われてきたんだって慰めてくれました。そうです、わたしは旅の中で何度もユーリたちを治しました。役に立ちました。
だけど、毒だった」


俺は尻尾を揺らすのをやめた。


「ですけど、わたしには、……だけどわたしには治癒術と本の知識しかありません。剣もユーリほど上手くありません。わたしの治癒術は使うごとに世界を壊します。いずれユーリたちに、テルカ・リュミレースの人々に害を与えます。」
「みんなは優しいから、気にするな、お前の治癒術にみんな助かってるんだって言うでしょう。でもそうじゃないんです。そんなんじゃない。……そうじゃない!」

「ワフ?」


よりいっそう拳を握りしめて、彼女は声を震わせて言い放った。
彼女にはユーリたちの気持ちが伝わっていないのだろうか?わかっているのか?


「わかってます、ええわかっています!でもそんなわけないじゃないですか……わたしは帝国の皇位継承者で、城から逃げ出して。身をわきまえずにいた罰が、これなのでしょうか。あの城で軟禁されて、政治の道具としていればよかったのでしょうか。お人形のままのほうがよかったのでしょうか」

「ウウ、ガウウウ!」


そうではないだろう!旅の中で経験したことが、ユーリたちと出会えてわかったことがあるだろうが!

歯をがちがち言わせて彼女に迫った。




「ラピードは、わたしが満月の子だから避けていたんですか?」


はたと、愕然とした。



「ラピードはわたしが世界の脅威であることを本能でわかっていて、避けていたんですか」


先程のように真っ直ぐ見た。視線の先は俺だ。

今の俺はどんな顔をしているだろうか?わからない。

彼女を避ける理由なんてなかった。なんとなく、避けていたのだ。うるさい子どもを交わすように、自然と俺は避けていたのだ。


「ラピードにも、わからないのですか」


噛みしめるように彼女は言った。

いや、違うんだ。そうじゃないんだ。きっとそうではないのだ。だけど言葉が見つからない。



「わたしもわかりません。わたしはラピードじゃありませんから」



それきり会話が途切れてしまった。

考える。なぜ俺は彼女を避けていたのか。本当になんとなくなのだ。彼女が思うように、世界の毒だから避けているわけではないのだ。

ユーリならどう言っただろうか。わかってもらいたい。伝えたい。


そこでまた俺は愕然とした。俺は言葉が喋れないではないか。会話などしていないではないか。

驚愕したが、咥えているキセルは落とさなかった。代わりに耳と尻尾が緊張によりこわばった。



人でもなく犬でもなくラピード。俺はラピードという生き物だ、という信念に誇りを持っていた。言葉などいらないと思っていた。

だけど、この時ばかりは、言葉を伝えることのできる人間が羨ましかった。



「もう戻りましょう。みんなが心配してしまいます」



答えることができずに、彼女の後ろについていくことしかできなかった。

後ろの草木は未だにさわさわと揺れていた。




彼女は真っ直ぐ俺を向いて問いかけた。だが俺は答えられなかった。

彼女はわからないと言った。俺もわからなかった。



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文書き下書きサイト 雑記

過去の記事読んでとても恥ずかしくなったので改造いたしますね


前仲良くしてくれた方々まだいらっしゃるかな~~