1 現実を変える感情の力と希望の呼吸 

 私たちは、幸せになるために生まれてきました。自分で人生観を選択できる人生は素晴らしいことです。
 
 「私の命がここにあるという事」と、「それを使う自由があるという事」、そこに感謝ができるかどうかで、それ以上は贅沢品なのかもしれません。
 何もなくても感謝ができるかどうかで、それ以外は有難いのです。私が何をしたら満たされるにかを知り何もなくても心を満たし、それ以外の必要のないものは手放します。

 それを感じる為に、私はいつも呼吸をします。胸を横に広げて幸せを感じ、縦に広げて前向きになるように大きく胸を広げて息を吸い、息を吐きながら人間や社会・世界に感謝を感じながら息を吐きます。この、のびやかな呼吸が希望の呼吸です。

 呼吸をするたびに、物の見方を変えることができ、
私自身に「幸せを見出せよ!」と私を勇気づけたり、
「大丈夫だよ」と安心させることができます。
 そして、「私の幸せに責任をもつ」ことができ、私は根拠なき未来に希望をもつことができます。

 この呼吸が骨盤と連動して動く時、根拠なき幸せを感じると同時にトキメキが身体からあふれ出すのです。呼吸の瞬間、しゅんかんに私が私であり、私が本来生きる方向を向いて生きてけるのです。

画像
 


 

 

 

 

2 筋肉を「つきたてのお餅」のように柔らかくしておきましょう

 リバイブ(生き返り)のポイントは、つねに身体を整えておくことです。身体が整うことで、さまざまな要素がプラスの方向に働いてくるからです。 

 身体が整う状態とは、姿勢がよく呼吸がスムーズにでき、体温は正常な状態です。さらに内臓の調子も整い、老廃物代謝が行われていて太りにくい身体になり、さらには肌のハリやつもよい状態です。
 身体が整うと心も整い、創作イメージも沸きやすくなります。何より、自分にも他人にも世界にも優しくなれます。
 
 では、どのようにケアをしているかというと、筋肉を「つきたてのお餅」のように柔らかくしておくのです。
 筋肉はその人の人生全てを教えてくれます。
 筋肉は、日常動作の癖や、運動での身体の使い方の癖、感情の癖、考え方の癖を教えてくれます。
 逆に筋肉の乱れが、不調や病気を招いてしまいます。
 整っていない身体で、いくら一生懸命に仕事をしても、日常生活や趣味を重ねても疲労がたまるだけかもしれません。
 
 身体を調える為にはまず、皮膚を「さする」ということから初めてみてください。硬い筋肉は皮膚をさすると、緊張がとれて緩んできます。
 さらに、皮下にある毛細リンパを刺激し、老廃物を移動させるように働きかけるので、皮膚につやがでてきます。
 身体を整えて、筋肉を「つきたてのお餅」のように柔らかくしておくことは、疲れづらく、無理なく仕事も生活も続けることができ、何よりまた夢を叶えることができるのです!
 

 

 

 

 

3 身体は整える順番が大切

1 身体をほぐす

 身体を「質の良い睡眠の状態」にすることで、筋肉を脱力させて、関節まわりにある深層筋の疲労を回復させて筋肉を元の状態に戻します。関節の周りの小さな筋肉たちが、緊張から解放されて緩んだ感覚になり、血行がよくなり筋肉の動きが回復されていきます。
 

2 身体を伸ばす

 身体を伸ばしながら使われていない筋肉を使うことによって、使いすぎている筋肉がゆるませて、筋肉のバランスを整えていきます。
 

3 トレーニングをする

 呼吸をコントロールしながら、中心軸を意識しながらトレーニングします。

画像
 

 

 

 

 

 

4 神経、内臓、骨格、生殖器、呼吸循環器を調整する

 

4-1 身体を整える5つのエクササイズ

 5つのエクササイズは、ボディ・マインド・スピリットの全ての働きと関係があります。5つのエクササイズを整えることで、ボディ・マインド・スピリットのさまざまな働きが自ら整っていきます。

 5つの運動のやりやすい、やりにくいは、その人のオリジナルの構造です。その人の構造は、生まれつきの特徴と後天的な生活環境、生活習慣、思考の癖などで構成されています。
 現実感をともなっている、現在の身体のやりにくい動きをやりやすくするようにコントロールすることで、異なった五感の感覚、感じかた、思考を身体のバランスをコントロールすることで、自分の枠が広がっていきます

 

 

 

4-2 神経の調整

 現代社会は、目の感覚神経や大脳を使いすぎています。上半身にエネルギーが集まり、骨盤が持ち上がってしまうので、重心を下げてボディ・マインド・スピリットを落ち着かせることが重要です。

■昇降エクササイズ
1.しゃがんで、体を小さくするように息を吐き切きります。
2.息を吸いながら、立ち上がって両手両足を使って大きく開きます。これを3回繰り返しましょう。
(エクササイズの注意点) 腰を反らし過ぎないように気をつけます。

■効果
(ボディ)大脳を中心とした神経系、首、頭、眼 腹 腰椎1に効果があります。

―改善効果のある症状-
首から肩に緊張がある、のぼせやすい、眼が痛い、眼が疲れている、アトピーや花粉症、アレルギー傾向がある、寝つきが悪い、夢ばかり見ている、眠りが浅い気がする、手を挙げ眠る、静脈の還流がわるい、脳疲労、ノイローゼなど

(マインド) 善悪などの理知的な感情、理想や空想などを楽しむ感情

(スピリット) 智慧、直観、洞察力

 

 

 

4-3 内臓の調整

 身体の重心が左右に偏ると、足の長さや身体の緊張度にも影響がでてきます。
 内臓の偏りも出やすくなるため、消化器の調子が悪くなります。

■左右エクササイズ
1 脚を肩幅に開いて立ち、手を頭の上で組みます。手のひらは下を向けます。
2 肘を伸ばして上に大きく伸びます
3 上半身を横に倒して、弓なりになるようにキープします。さらに倒す側の手を反対の手で引っ張るようにします。反対側も同様に行います。左右3セット行います。
(エクササイズの注意点お腹に力をいれて、股関節から倒さないように気をつけます。
 
■効果
(ボディ)腹部を中心とした消化器、みぞおち、手、腰、消化器、腰椎2に効果があります。 

―改善効果のある症状-
肩が凝る、柔らかい椅子に座り立ち上がるときに腰が重い、腰が伸びない、いびきが激しい、睡眠中に息が止まる、消化器の働きが悪い、食欲不振、食欲過剰、便秘、下痢など

(マインド) 好き嫌いなどの感情の自由

(スピリット) 火の座、消化力

 

 

 

 

4-4 骨格の調整

 左右の骨格がねじれてバランスが崩れると、連動して頭蓋骨-肋骨-骨盤がねじれてしまいます。
 神経の過敏症、ホルモンバランスの乱れ、免疫能力の低下、内外分泌のバランス不足に繋がる場合もあります

■ツイストエクササイズ
1 脚を肩幅に開き、手を腰に当てて立ちます。
2 軸足を動かさずに、反対の脚を踏み込んで内側に回してキープします。反対側も、同様に行います。左右3セット行います。

■効果
(ボディ)腰部を中心とした泌尿器、首、膝、足首、腎臓、腰椎3に効果があります。

―改善効果のある症状-
腰や背中が張る、睡眠中に眼が覚めやすい、脚がだるくて眠れない、朝起きると寝る前より疲れている、泌尿器の働きが悪い、むくみ、乗り物酔い、リュウマチ、ED、月経異常など

(マインド) 勝ち負けなどの頑張る感情

(スピリット) 生命力、健康力



 

4-5 生殖器の調整

 開きすぎると身体がたるみ太りやすく、閉めすぎると身体が固くなってしまい、神経質な身体になります。左右どちらか、開閉しすぎる場合や、上下のバランスが悪くなるケースなど、色々なバリエーションがあります。

■開合エクササイズ(生殖器)
1 足を大きく開き、腰を下ろしていきます。
2 左右交互に片脚をあげ、四股を踏みます。10回
※余裕があれば、踵を上げて体をさげていき、踵の上に坐骨をのせる蹲踞の姿勢で10秒キープします。

■効果
(ボディ)骨盤を中心とした生殖器骨盤、肋骨、丹田、腸骨、腰椎4に効果があります。

―改善効果のある症状-
便秘、生理不順、慢性的に足腰が重い、肩の後ろから首にかけて凝る、眼の奥が重く頭も痛い、冷えやすい、神経質、ヒステリー、不感症、脱肛など

(マインド) 愛憎といったディープで直感的な感情

(スピリット) 生命の根源力
 
 

 

 

4-6 呼吸循環器系の調整

 S字湾曲が強い猫背の人は、骨盤が前屈してしまいます。
 この姿勢の悪さから胸が圧迫され、呼吸器に異常が出る場合もあります。骨盤が後屈している人は、少ないといわれています。 

■前後エクササイズ
1 足を肩幅に開いて立ち、手を組んで肘を伸ばします。手の平は、内側をむけます。
2 膝を軽く曲げ、背中を丸めて両肩をできるだけ前に出した状態で3呼吸キープします。
3 次に腕を斜め上に引き上げて、後ろにひきます。前後に3セット行います。
(エクササイズの注意点) 両手を組んだときは、手のひらを返さないようにしまよう。

 
■効果
(ボディ)胸部を中心とした呼吸系、仙骨、肩、恥骨、腰椎5に効果があります。

―改善効果のある症状-
座っているとどんどん姿勢がわるくなる、座っていると眠くなるのに横になると眠れない、息苦しい感じがする、不安症、パニック、アトピーなどアレルギー傾向がある、すぐに風邪をひく、もしくは風邪をひきにくい、不眠症など

(マインド)損得、我慢などの感情の抑制

(スピリット)至福、幸福力、純粋の座、浄化力

 

画像