北側の標高約1400mの
アシャ(アジャー)山地と
南側の標高約1100mの
セルマ(サルマー)山地に
挟まれた谷間に広がる
ハイエルは、
サウジアラビア随一
の穀物地帯の中心地。
歴史的にマッカへ
巡礼隊商ルートにおける
重要な滞在地でした。
メインロードを挟んで
市庁舎の反対側にある
ｱﾙ・ｶｼｬﾗ・ﾌｫｰﾄﾚｽ
(Al Qashalah Fortress)
はｱﾌﾞﾄﾞｩﾙ・ｱｼﾞｽﾞと権力を
争ったｱﾙ・ﾗｼｯﾄﾞの要塞で、
ｱｼﾞｽﾞはこれを
武器倉庫として
使っていたといいます。
また、
市庁舎の南側の
路地を東に進むと、
かつてこの町
を囲んでいた
城壁の一部や
200年前に建てられた
ｱｲﾘﾌ・ﾌｫｰﾄAirif Fort
があります。
この町の約25㎞南東には
紀元前5、6世紀頃のもの
と思われる石碑がある
ｼﾞｭﾍﾞﾙ・ﾔｽﾘﾌﾞ(Jebel Yathrib)が、
また
約100㎞北西には
有史以前のﾛｯｸ・ﾍﾟｲﾝﾃｨﾝｸﾞ
が残されたｼﾞｭﾊ(Jubha)があります。
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※サウジアラビアのハーイル地方の岩絵
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