厳重な報道管制と言論統制
が敷かれており、
当局が許可した書籍でなければ
販売することが出来ません。
特に王族に関する批判的な書籍は
検閲で発売を禁じられ、
世界の長者番付が掲載され
アブドゥッラー前国王の資産
が公開されたビジネス誌
『フォーブス』は
国内発禁となるなど
不敬規定があります。
※世界の国家元首、お金持ちランキング
2013年12月11日
http://m.huffpost.com/jp/entry/4423372
※サウジアラビア歴代国王一覧
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%9B%BD%E7%8E%8B%E4%B8%80%E8%A6%A7
内政に関する外国マスメディア
の取材も大幅に制限され、
日本では
NHK『クローズアップ現代』が
2006年12月にようやく許された
程度のようです。
※2015年の報道の自由度ランキング
サウジアラビアは180ヶ国中164位
http://ecodb.net/ranking/pfi.html
※「好きな相手と結婚できない」
サウジ女性たちの闘い(2010/10/07)
http://www.afpbb.com/articles/-/2764190?act=all
※女性の運転解禁求め攻勢
に出る女性たち(2013/10/24)
http://www.afpbb.com/articles/-/3002007
しかし、
2007年には
サウジアラビアの女性を
主人公にした小説
「リヤドの女たち」
の発禁処分が解かれ、
ベストセラーになるなど
少しずつ自由化してきています。
厳しい検閲が
実施されていますが、
出版の抜け道として
メールマガジンがあります。
メールの送信は出版とは
みなされていないため、
紙に印刷されない
メールマガジンによる発行
は合法とされています。
リヤドの女たちも
元はメールマガジンで
発行されていた小説でした。
■不敬
尊敬の念を持たず、
礼儀にはずれること。
また、そのさま。
「愚かな―な事をせずに」