ERENA ビバ!人生♬ 映画すきだよぉwww

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映画と本が大好きですッ♪

人生は1度きり。楽しんで生きていこう。(^^♪

『 天国映画館 』

著:清水晴木 発行所:中央公論社

2024年8月25日 初版発行 P201

 

人間が亡くなると

天国の手前、天国映画館のある場所に呼ばれるらしい。

そして、その映画館で自分の人生が上映されると

晴れて天国に行けれるらしい。

21歳の小野田は亡くなった感覚はあるものの

自分が何者でどんな人生を歩んでいたかという

記憶を喪失したまま来てしまった。

そこで天国映画館の支配人秋山は

映画館のスタッフとして働いてみないか?

と小野田をスカウトした。

 

 

 

 

天国映画館 (単行本)

 

 

 

 

「 王様のブランチ 」 で紹介されていて

 

面白そうだなと思ったので購入しました。

 

 

 

 

 

 

 

読み終わった時

 

こころが じわっと温かくなる物語でした。

 

 

 

 

 

 

 

お話は 五話あります。 (オムニバス)

 

目次のタイトルは映画の題名がついています。 

 

 

 

 

 

 

 

一話ごとに 

 

天国に旅経つ人の人生がスクリーンに映し出されます。

 

 

 

 

 

 

 

天国映画館がある所は

 

現世と変わらず時間も経過するし

 

太陽ものぼるし 沈みもします。

 

 

 

 

 

 

 

ただ現世と違う所は

 

場所が場所だけに

 

誰もがいい人で悪人はいなくて

 

病気と言うものが無い。

 

そして

 

亡くなった時の年齢で過ごしているという事。

 

 

 

 

 

 

 

でも ある日突然 支配人の元にフィルムが届く。

 

このフィルムが届くと

 

天国の映画館がある場所から旅経たないといけない。

 

つまり

 

もう天国の住人ではいられなくなり

 

その場所から 存在が消えると言う事。

 

ただ フィルムが届くと

 

自分の人生を顧みないといけないし

 

途中で席を立つ事も許されない。

 

 

 

 

 

 

 

文字にしちゃうと

 

怖く感じるかも知れないけれど

 

いいお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

物語の展開がさくさくと進み

 

読み易い本でした。

 

おススメします。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに わたしがイメージした俳優の人は

 

 

小野田 → 萩原利久さん

 

天国映画館支配人 秋山 → 松坂桃李さん

 

ロベルト イタリア人 → 菅田将暉さん

 

明菜 → 趣里さん

 

 

TopCoat 所属の人たちで考えました。