『 ホテル・ピーベリー 』
著:近藤史恵 発行所:株式会社双葉社
2022年5月15日 第1刷発行 P281
木崎淳平は小学校の先生をしていたが問題を起こし退職。
こころの癒しを求めてハワイに来た。
そのホテルは友達のお薦めのホテルで
長期滞在にはいい所だった。
ただし、1つだけルールがある。
1度そのホテルに宿泊したら2度目は泊まれないという決まり。
こじんまりしたアットホームなホテル・ピーベリーで
のんびり過ごそうとしていた矢先
宿泊客がプールで亡くなった。
客人は木崎淳平を含めて男性4人、女性1人だったのだが
男性3人、女性1人になった。
夫婦で経営しているのでホテルには6人。
事故だと思いたいけれど、ひょっとすると
犯人はこの中にいるのかもしれない。
面白かったです。
物語は淡々と進んでゆくのですが
ラストまで読むと
背筋がぞっとしました。
登場人物が少ないので
誰に感情移入して読むかにもよると思います。
主人公の木崎がなぜ小学校の教師を辞めたのか。
なかなか話してくれなかったけど
聞くと距離を置きたくなる人物でした。
プールで男性が1人亡くなったあと
宿泊客の男性がもう1人事故で亡くなります。
関連性があるのか? ないのか?
わたしは最後まで誰が犯人か分かりませんでした。
ラストの展開にも想像が出来ませんでした。
なので
楽しく読めました。
気合が入れば一気に読めちゃう物語です。
気になった方は手に取って見てください。
