しばらくブログをサボっていた。
理由はなんとなく気乗りがしなかったからだ。
が、久しぶりに原稿用のエディタを開いてみて、書きかけのブログがあったので、それを一気に書き足して書き上げることにした。

さて、今日は結婚できない女その2を書いてみようと思う。

今回の話に上げる人が独身だと把握していたのは10年ほど前のことになるので、今となっては既に結婚しているかもしれないが、ここでは結婚していないだろうという仮定して書いていくことにする。

自分が20代の頃につきあったちょっと田舎出身の人だったのだが、とにかくこの人は口数が少ない割には私と話をするのが好きだったらしい。毎晩欠かさず私のところに電話をしてくるし、こちらからも電話をしないと
「どうして電話してくれなかったの?」
と言われてしまうので、気を使ってこちらからも電話はするようしていた。
ついでに書いておくが、当時の私は普通の社会人として昼間は仕事をこなしつつ、大学の通信課程で学び、そして半年に1つのペースで何らかの資格を取るように努力をしていた。そのため、余分な時間があるのなら、少しでも睡眠時間として確保しておきたい、そんな状況下にあった。
さて、普通なら彼女からの電話、もしくは彼女への電話・・・それは楽しい時間になるだろう・・・普通なら。
が、私の場合は、今だからハッキリ書けるのだが、とにかく苦痛だった。なぜなら話は合わないし、こちらから話題を振っても反応が今ひとつだし、どのようなことに興味があるのか全く掴めないのである。
私も話題に困って、どのような話をすればいいのかわからなくて、相手に率直に尋ねたのだが、そうしたら、こちから話題を振ってくれというのだ。だが、何を振っても反応が今ひとつ。そりゃ、たしかに私にも提供できる話題が少ないというのはあるのだけど・・・。

セコいと言われるかもしれないが、食事を奢ったら毎回「ごちそうさま」の一言があってもいいと思うし、奢ってもらえるのは自分の当然の権利と思うのもどうかと思う。それが例え男の側の収入が多少は高いとしても。一緒に食事をすると、必ず食べ終わって支払いのときになるとトイレに行ってしまう。トイレは生理現象であるので行くこと自体は問題ではない。だが、私が感情を済ませてから戻ってきて、何も言わない。最低でもごちそうさまぐらいは言ってほしいし、時々はフリでもいいので、支払おうという態度がほしいと思う。
後で、彼女を紹介してくれた人から聞いた話なのだが、彼女によると私のほうが収入が上なのだから、奢ってくれるのが当たり前だと考えていたとのことだった。

さて、なんだかんだで2年間お付き合いしたが、結局私のほうが完全に冷めてしまったので、別れることにした。理由は以下の三つの原因で私がこれ以上付き合うのは無理と判断したためだ。

○付き合い始めて間もない頃、デートしていてサンリオショップの前を通ったときのことだ。そのときに彼女がハローキティのシャボン玉セットを買ってくれるようねだったこと。すごい子供っぽさを感じた。
○アクセサリーショップに行ったときに、いきなり2万円のシルバーの指輪をねだってきた。当時の私の収入では結構な出費だったのだが、彼氏としての力量を見せるときだと思い、もったいないと思ったけど、買ってあげることにした。が・・・数日後、「やっぱりゴールドの方も欲しいので買って欲しい」と、言われた。経済感覚が自分とは違いすぎると思った。こちらは昼食の値段にも注意して毎日をやりくりしているというのに。
○毎回デートに遅刻してくる。だが、こちらはデートの待ち合わせの場所が片道1時間かかるところで、相手は自宅から30分かからないところに住んでいる。それでいて遅刻する上に、遅刻してきたことを謝るわけではない。

今の時代は便利なもので、ネットを使ってちょっとばかり特定作業をすると、その人の場合、結構な田舎が実家なので、現在も結婚していないであろうという推測をもとに検索してみると、見事にヒットした。
たぶん、あの性格では結婚できるとは思えないだろうし、おそらくは都内の生活費も高い上に、正社員として就職したことが一度もない人だから、実家か故郷に帰ったに違いない。

と、そんなことを書いて、今日はキーボードをしまうことにしよう。