恐ろしい夢をみた、

何故か女性が蔑まれ忌み嫌われる世界。


大勢の男性の中に1人だけ女性がいて

近くにいる男性に、すれ違いざまにナイフで刺される。


まるでこんなの慣れっことでも言うかのように

悲鳴を上げるわけでもなく、傷口から溢れ出す血で服を染めながらそのまま静かに歩いて行く。


見ている男性も口を出す人はひとりもいない。


刺した男性は、瞳に込めた静かな憎しみの感情以外は何事もなかったかのように日常に戻り歩き出す。


人を変え場面を変え、同じようなシーンを何度も見ていた。