わたしたち4人は
天使としてすら認められなかった


説明をきく為に集まる会場がおなじでも
行動は別々にしなくちゃいけない

“天使たち”が全員着席してから、
最後に入場することを許される

辺りを見回すと、
可笑しいくらい予想通りの組み合わせでおもわず失笑した

“あの4人を、果たして天使と呼んでよいものか?”

いちばん前で 我が物顔で座っている
天使の仮面のしたに悪魔を宿した4人を見て、密かに心の中で呟いた

“悪魔”たちと仲がいいけれど、
その正体を身破けていない天使たちが
屈託のない笑顔で雑談している
なんともやりきれない気持ちになった


そのまま視線を横に移すと、
そこには彼が。

「お前は、翼をもらえなかった天使だな。」と
唯一言ってくれた彼が、ひとりで静かに座っていた…