これは12分の短編アニメーションで、セリフが一切ありません

 

ですがまあ、よくある人生の走馬灯みたいなものです。

 

あらすじとしては、妻を亡くした老人が、水がせまる家に住んでいて

どんどん積み木上に家を上に伸ばしていく…って状態なんですが。

 

なんか結婚式の新郎新婦の小さい頃のムービーあるじゃん

あれを見てるみたいな感じだったよね。

 

ただ、水にどんどん家が水没してくから上に積み木みたいに家を伸ばすのは…

まあ、人生そのものだよね。というわけかな。

 

で、お気に入りのパイプ?を水に落として潜ってくんだけど、

その間にいろんなことを思い出すのね。

 

このうちで過ごしたときは、もう奥さんが病気だったな…とか

ふたりで元気に過ごしていた頃…

自分たちの子供がまだいたとき…

 

さかのぼりさかのぼり、奥さんと出会った頃…みたいな。

 

みんなそうでしょうね。記憶って水に沈んでる家の部分みたいに、

存在してるのに忘れちゃってるんだよね。

 

ただ…私にはこれは、水の中での回想なので

長居は無用、っていうふうに見えたね。

 

思い出があるのはいいけど、自分が生きていくのはそのずっと上の

水に沈んでないところなわけであって。

 

っていう笑

 

12分だけども、まあわかりやすく泣かされたね笑

 

よくある内容だけども、哀愁漂ってる絵で。

 

私は潜りたくもないので…昔のことなんて。て感じなんで

思い出すこともいやですけど。

 

そういうことができる人は幸せかもね。