前回は目標に向けて計画を立てた時に、特に計画内容を見てもわくわくしない場合に
どのような点に注意をすべきかお伝えしました。
(前回のブログ『目標に向けて計画を立ててもワクワクしない時①』)
今回は「目標」自体をイメージしてもわくわくしない時にどうすべきかお伝えします。
「目標」を達成した時を想像してもわくわくではなく、
気持ちがネガティブになる時があります。
例えば、
「この目標が達成した時に周りに非難されるのではないか」
「目標を達成するには高いハードルを超える必要があるから無理だ」
「今まで叶えたいと思って何度かチャレンジしてきたけど、また失敗するのではないか」
など、目標を具体的に想像した際に、達成した喜びよりも
達成する際のハードルやネガティブな状況に視点が集中してしまう場合があります。
特に、今まで様々な経験をしてきた方や、その目標へ何度かチャレンジし
途中で断念した事がある方は、このように目標をイメージした際に
ネガティブな感情が強くなるかもしれません。
目標が達成したときを想像してもわくわくしない時は
以下のようなパターンが考えられます。
①目標の前に越えるべきハードルを意識してしまう
②目標が達成された状況に自分が嫌だと思う状況が含まれている
③目標達成や目標に向けた計画の遂行で何度か挫折経験がある
①に関しては、目標の前に越えるべきハードルが高いと感じると圧倒されて
ストレスを感じてしまいます。
→越えるべきハードルを出来るだけ分解して、
今日少しだけでもできる事に落とし込んでみましょう。
②に関しては、目標が達成したイメージに、例えば「自分の時間がなくなる」
「人付き合いが増えて疲れるのではないか」など
自分が「嫌だな」「苦手だな」と思う状況が含まれている事が
考えられます。
→自分が何をしている時が「幸せ・喜び」を感じるのか、そして
何をするのが「嫌だ」と感じるのかを紙に書き出してみて
理解する事が重要です。
達成したい目標に、自分自身の「幸せ」と「嫌だ」と感じる事が
どのようなバランスで含まれているかを明らかにして、
どこまで「嫌だ」と思う部分を許容できるか考えてみましょう。
③に関しては、目標に何度かチャレンジし挫折がある方は
「今度もまた失敗するのではないか」と
ネガティブな気持ちになるかもしれません。
→感情起因のモチベーションではなく論理やシステムで目標に向けた
スケジュール・行動を設定してみましょう。
目標を意識した時にわくわくしない事は、めずらしい事ではありません。
様々な経験を積み重ねられたり、何度もチャレンジを行なってきた方には
よく起こり得る状態かもしれませんが、上記の点を意識して
目標に向けたスケジュールを立てたり行動をしてみてください。
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