出産備忘録‐その1~産まれる~ | 岩田真理子と申します♪

出産備忘録‐その1~産まれる~

こんにちは。
「あ、まだ明けてなかったのよね、梅雨。。」
な空模様の横浜です。

氣付けば7月も後半。
6月1日に生まれた娘は、生後50日を迎えましたキラキラ

「産前産後は、目を使うとカラダに障る。」
昔は針仕事をしないように言われていたそうですが、
現代では、PCやスマホの長時間使用は避けるのが賢明なようです。

骨盤の戻りに影響すると聞いたら、
グッと我慢!とおもって、
PCにはほぼ触らない日々でした(笑)

でも、そろそろ、記憶のあるうちに、
産後の色々を書いておこうと思うのですが、
氣分的に、岩田真理子としてではなく、
内野真理子としての発信したいなと感じたので、
ブログテーマを増やしました。
今後の、出産子育て関連のことは、
ひとまずこのカテゴリにしようかな。
(チーム行き当たりばったり!なので、
先のことはわからないですが~^^;)

出産物語は、本当に人それぞれだと思うのですが、
高齢初産の割には、ものすご~~~く安産だったのだと思います。

何をきっかけに陣痛開始となるのかわからないのですが、
母子手帳をひらくと、分娩所要時間5時間14分と書いてあります。
15時38分産まれなので、
丁度お昼頃から陣痛が始まったことになります。

生々しい表現も出てきちゃうかもなので、
ムリ!と思う方は、ここまでで^^


自覚症状としては、
明け方5時45分くらいに、
トイレに行きたくなって起きたら、
高位破水らしき症状があって、
お腹も痛いかも。。。と思い、
一応主人を起こしました。
「陣痛かも?破水したかも?
でも、どうせすぐ生まれないし、
病院に電話するのはもう少し後でいいわ」
と、お洗濯ものとか一通り済ませて、
7時になったので病院に電話したら
「じゃぁ、一度来てください。
違ったら帰ってもらうことになりますけど~」と言われ、
登録してあった陣痛タクシーに電話をして、
迎えに来てもらって、
仕事に行く前の主人に、荷物を持ってもらって病院へ♪

7時50分に、内診してもらったら、破水しているということで、
そのまま入院になりました。

この時点で母に連絡。
「支度して行くわ~。」と、昼前に来てくれました。
主人のスタジオの方が、
「付き添ってあげて」と言ってくださって、
母が来るまで、主人が陣痛室にいてくれました。
(この時点では、まだまだ、余裕^^)

ちなみに、分娩の立ち合い出産希望はしませんでした。
痛みに共鳴してしまう主人は、
たぶん耐えられないし、
立ち会ってほしいとも思わなかったので。

でも、陣痛室にいる時間は長くなるので、
こちらへは付き添ってもらいました。

お昼ごはんが出る頃には、
結構痛みが強くなり、
時間の感覚も5分はあかない感じに。
(やっぱりこのあたりから、“陣痛”認定だったんですね)

「食べないとお産が進まないですよ」と言われても、
よりによって、ナポリタンとか出てきても・・・
ふた口三口いただきましたが、
欲しいと思えず・・・。ごめんなさい。

水分だけとって、本格化してきた痛みを逃がすお時間。

呼吸法を「ひっひっふ~」って言いますが、
痛みを逃がすのに、
母音が、イとかウでは、顎のチカラが抜けきらないのです。
それって、全身に影響するんですよね。(感覚的な話だけど)
なので、ひたすら「あ~」と・・・
ちがうな「あ゛~~」と、顎のチカラを抜いて全身の力を抜くように
心がけました。
これは、ヨガに通っていたおかげで、意識できたのだとおもいますラブラブ

助産師さんが子宮口の開きを確認しに来てくれて、
「いい感じだけど、ここで止まっちゃう人もいるので、
できるだけ動いてくださいね」
というのですが、
破水していて、動いたら大量に流れ出てしまう状態なのに、
動けって^^;

陣痛室で2回お着替えして、もうその後は、
「またびちゃびちゃになるから、もういいです~」と諦めたくらいスゴイ量でした^^;
病院についてから、一度もトイレに行ってなかったので、
行くように言われて、
痛い波の合間を見計らってトイレへ。

「カギはかけないでください」と、外の札を「使用中」にするだけ。
「病院だなぁ」とおもいました。

行ったら行ったで、痛い波が頻繁に来るので、
トイレにいたいわけじゃないのに、出られなくなり、
この波が収まったら出よう!と決めるのにも、
覚悟が必要でした(笑)
たぶん、20分くらい籠ってました。
陣痛室のとなりにあるトイレなのに、
ベッドが遠いと感じたな。。

「陣痛で苦しいのは、赤ちゃんも一緒。
というか、赤ちゃんの方が酸素が来なくなって息苦しい」
と聞いていたので、
「あ゛~・・・痛いね~」って、言ってました。
「がんばって~」とも(笑)
自分事じゃないほうがガンバレるような氣がするのは、
こんな時でも一緒なんだな。。(人によると思いますが)

13時過ぎに仕事先から戻ってきた主人は、
「行くときと別人になってた」と、後になって言ってました。

いつ息んで良くなったのか、定かでないですが、
ベッドの頭のところを掴んで、
引っ張ったり、押し上げたり、
自分の盛大に浮腫んでいる太ももをぎゅ~って握ったり。。
子宮口に力を入れないためだったのか、
もう息んでいいからだったのか、わかりませんが、
格闘。まさに格闘。。
鼻からスイカとか、
鼻からジェット機とか、言われたけど、
うん。
なんかとにかく、経験したことの無い種類の痛みでした。

15時過ぎくらいに、助産師さんが診に来てくれて、
「わぁ、順調ですね。
そろそろ分娩室行けるかな~。
って言うか、分娩室行きましょう。」
と言って、分娩室の確認に行ってくれました。、

分娩室は、陣痛室の先にあります。
歩いて移動。
ベッドに置きかがるのも一苦労。
そこで痛みの波が。。。
「この波が去ってからでもいいですか・・・」
と待ってもらって、
主人にかわって陣痛室にいてくれた
母に「行ってくるね」と言って分娩室へ移動。

分娩台に上がると、
「もう頭見えてきてますよ。
でも、楽に出してあげたいからすこ~し切りますね」
と、会陰切開・・・
「はーい」
がんばってマッサージしたのにな~。。。
と思っている間に
チクッと麻酔されて、あっさり切られました。

で、「はい、息んで~」って、
言われなくても息むでしょ!
と、突っ込みたくなること2回。
頭が出かかっているのが自分でもわかります。

一氣に行きたいのに、
ちょっと休憩。とか言われたときに、
入っちゃったんだよね。アタマ。。。
「あ?今戻りましたよね?」って言っちゃった。

「うん、でも次で行けるかな。」
と、
次の波で、「もう出てくるから、目しっかりあけてこっち見て!」と
先生に言われて、
もうわけわからないくらい全身のエネルギーを
一カ所に集中してみたら、
「ツルン、ポンっ!」+びちゃ(←羊水)って、出てきてくれましたドキドキ

そして、「ギャ~」という泣き声。
めっちゃ元氣!
わぁ、生まれた~。
ちゃんと「人」だ~!!
と思いました。

そして、わりとあっけない・・・
放心状態。

寝たまま、胸に抱っこさせてもらって、
鏡越しに「はじめまして」のご挨拶。
へそのをきってもらって、カラダサッと拭いてもらっただけなのに、
こんなにキレイなんだ。
(わが子だからということではなく、
もっと胎脂でベタベタしていたり、
グチャッとしているのかと思っていた)
「かわいい~」って言ったら、先生たちに笑われた。
みんな言わないの??
泣かずに、首を一生懸命動かして、
すでにおっぱいを探している模様。
お口がチュパチュパ動いている。

主人も呼んでもらって、ご対面♪
「どうですか?」が第一声。

「かわいいね~」ってすでに親ばかスイッチ入りました~^^;
なアホ夫婦(笑)

会陰、縫合してもらうのは、チクチク感覚がわかるので、
麻酔足してもらって、処置してもらいました。
隣で指導してもらいながら、
研修医の先生が縫ったところは最後までツレていて、
やっぱり差があるのね。。と思ったのでした。

通常は、分娩室で2時間ほど過ごすのだそうだけど、
この日は出産ラッシュで
1時間でストレッチャーに乗せられて、病室へ。
(あとから聞いたら、1日産まれは9人!!
2日は3人、3日は0人っていうから、その多さがわかります)

移動する間は、主人が娘を抱っこ。
(ストレッチャーで移動しながらも、
廊下の椅子で、慣れない様子で抱えて、
めっちゃ固まっていたのが印象的w)
そして、
すぐに母子同室のはじまりはじまり~。


と、今回はすでにとっても長いのでここまで。

生後50日、ようやく日中も2時間くらいは連続で寝てくれるようになったので、
ブログを書けるようになりました。
備忘録だし、本当に人それぞれだと思うけど、
誰かの、何かの参考になったり、役に立てたらすごく嬉しいです。

お付き合いありがとうございますラブラブ
これからも、どうぞよろしくお願いいたしますニコニコ

陣痛タクシー:事前に登録しておくと、電話しただけでジャンボタクシーが迎えに来てくれます。
★たぶん、防水シートとかも積んであります
★説明しなくても、登録した病院に連れていってくれます。(一応確認はされるけど)
冷静さを欠くような事態になってから、タクシー呼ぶのは大変だと思うので、
自家用車で行かない人は、登録しておくと安心かも♪

胎脂でベタベタ:母体が冷えていると赤ちゃんが体温を保持するために脂をまとって出てくるらしいです。
赤ちゃん自体は、本来熱の塊なので、母体を冷やさないことってすごく大事です!たぶん。


生後6時間^^