気温の高い日が続いたために春の花がいっせいに咲き始めました。

花の終った早春の花たちは葉を茂らせて来年に備えています。

庭に植えておくとこうした変化を観察するのに便利です。

今年はセツブンソウが20輪咲きました。

 

最初の写真はセツブンソウです。左下の楕円形の葉は昨春種が落ちて今年発芽した1年目、その周りの小さな葉は2年目、その傍の少し大きな葉は3年目でしょう。

右のほうにたくさんある葉は4年目以降で、今年花が咲いて今種が熟しつつあるのは葉がひときわ大きいのが分かります。

結局発芽して何年たったら花が咲くのかは分かりませんが、葉が密生するようにならないとダメで、4年目以降であることは間違いないと思います。

早春にまず花芽が姿をあらわして花を開き、少し遅れて葉が出てきます。

 

次の写真はアズマイチゲです。

今年は花は3輪でしたが、写真のように葉がだいぶ茂っているので来年はもう少したくさんの花が見られかもしれません。

 

 

 

 

 

キクザキイチゲが咲いています。花付が悪くて3輪ですが。

花の左側の葉がキクザキイチゲの葉で、あとの葉はイチリンソウです。こちらももうすぐ花が咲きます。

左下の植木鉢は、大きな破片を土に挿して伸びてくる他の草の根を防ごうとしています。あまり効果はみられませんが。

 

 

 

 

 

 

日当たりのいいところではヒゴスミレが咲きはじめ、ヒトリシズカも姿を見せ始めました。これからは小さい庭でも次々と花が咲くのでとても紹介しきれないでしょう。

 

今朝テレビで次の朝ドラの宣伝をみていたら、主人公のモデルである牧野富太郎はバイカオウレンが大好きだったとのこと、画面に何回も映りました。私の好きな花でもあるのでなにやら嬉しくなりました。