「凱風」 とは初夏に穏やかに吹く南風とのこと。

これは 「赤富士」 ともいわれる有名な絵の一つだが

朝日に赤く染まる富士山という通説に対して

岩波文庫の解説は夏の山肌の色の強調と言っている。

その当否はともかく

私には不動明王の憤怒の炎の色のように見える。

 

煌めく才能をもち、ユーモアに富んだ一人の青年を想う。

自分の運命を予見するような詩をいくつも残して戦場に散った一人の青年を。

 

リブログですがご覧ください。

 

(北斎の絵はネットから拝借しました)