春の野の花の代表はやはりスミレだろう。
この日目についたのはこのアオイスミレのみだったが。
フタバアオイに葉が似ているのでこの名がついたそうだ。
花弁がちぢれたようなのが多いが、写真はどちらもまともな花。
色は薄いものが多いが、中には濃いものもある。
4月になるとスミレがたくさん咲いて名前が分からなくなる。
ここの山の名がついたタカオスミレに今年も会えるだろうか。
花にも気の早いのがあるらしくニリンソウがもう咲いていた。
たくさん咲くのはまだだいぶ先なのに。
ここのニリンソウの見頃の眺めはすばらしい。
沢の道の入口から歩いて40分くらいはニリンソウが途切れることがない。
沢の道ではどうしても大きな花に目がいってしまうが
小さな花にもすてきなものがいろいろとある。
これはマルバコンロンソウだろう。上はこれから咲くところ。
大きな岩のそばに咲く一株には風情があった。
十字形の4弁花はアブラナ科のあかし。
これからは沢の道はどんどん野山の花で賑わっていくだろう。
今年は何回この道を歩くだろうか。